16~64歳ワクチン接種 宍粟市で始まる 新型コロナ
2021/07/16 05:30
64歳以下の集団接種が始まった宍粟市=宍粟市一宮町福野、旧Aコープみかた店
兵庫県宍粟市は15日、市内に住む16~64歳に対する新型コロナウイルスワクチンの集団接種を始めた。15、17日は教育機関などの関係者約740人に実施。障害者手帳や療育手帳の所持者、要介護認定を受けている40~64歳の市民らについては、31日に予定している。ほかは8月26日から始める。
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市は市内の16~64歳(約1万9千人)に接種希望や基礎疾患の有無などを確認する意向調査を行い、6割超に当たる約1万1700人が市の集団接種を希望した。県の大規模会場や勤務先での職場接種などで受ける人もいるという。
15、17、31日は、いずれも同市一宮町福野の旧Aコープみかた店が会場。8月26日以降は基礎疾患がある人を優先した上で、毎週木、土、日曜に集団接種を実施する。木、土曜は午後1~5時、日曜は午前8時~午後5時。
10月上旬までは同店、以降は山崎スポーツセンター(同市山崎町下町)が会場となる。
対象者には8月中旬までに、接種日程などを指定した予約通知を発送する。市によると、11月中旬には16~64歳の希望者に対する2回目の接種が終わる見込みという。(村上晃宏)