忠臣蔵語らう場に 呉服店営む男性、義士ふるさと館開設
2021/07/17 05:30
義士ふるさと館を開設した妻井昭二さん=赤穂市加里屋
赤穂義士を語らう場にしてもらおうと、兵庫県赤穂市加里屋で呉服店「工芸呉服きぬや」を営む書家の妻井(つまい)昭二さん(81)が17日、義士ふるさと館を店内に開く。所蔵資料や自身の書で、「忠臣蔵」や、日本遺産に認定された塩の歴史文化をPRする。
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妻井さんは赤穂義士が主人公のNHK大河ドラマ「元禄繚乱(げんろくりょうらん)」(1999年)の放映を前に、観光振興に役立ちたいと義士浴衣や四十七士手拭いを考案。その後も義士Tシャツ、世界文化遺産・姫路城の風呂敷などを次々と生み出した。
日本文字文化機構(京都市)の認定准講師で、中国を訪れて文字の変遷を専門家に学ぶ。成り立ちを踏まえた書は味わい深く、外国人観光客にも人気だ。
コロナ禍で赤穂の中心部も寂しくなる中、店の隣の車庫を展示室に改装した。元禄繚乱の撮影現場の写真、大石内蔵助の辞世の句、親交のある小説家早乙女貢(みつぐ)さんの手紙も展示。赤穂山鹿素行研究会の機関誌「至道」もそろえる。
昨年1月に脳梗塞を発症後、リハビリで毎日1時間歩くという妻井さんは「義士あっての赤穂。訪れる人に立ち寄ってもらい、地元作家の発表の場にもしたい」と話す。
入場無料。午前10時~午後5時。火曜定休。同店TEL0791・45・1700
(坂本 勝)