障害者スポーツにふれて 宍粟で10月に体験イベント

2021/07/24 05:30

障害者スポーツを体験できるパラスポーツフェス宍粟を企画する片山一利さん(右)ら=宍粟市内

 障害者スポーツを体験する「パラスポーツフェス宍粟」が10月2日、兵庫県宍粟市一宮町東市場の「スポニックパーク一宮」で開かれる。種目には東京パラリンピック公式競技もあり、実行委員会は障害の有無を問わず参加を呼び掛ける。7月31日には同パークで体験会も開かれる。 関連ニュース 加藤清正が池田輝政の母を気遣う手紙発見「容体悪くなられた、使者を出す」 たつの市の民家で 厳かに「龍王舞」 姫路・正八幡神社宵宮 屋台5台の練り合わせも 報徳2連覇、須磨翔風は初V逃す 秋季県高校野球 3位決定戦は社が制す

 姫路市で毎年開かれる「パラスポーツフェスはりま」に関わる会社員片山一利さん(40)=宍粟市=が、宍粟で障害者と健常者が交流する場が少ないと感じ、地元でも同様のイベントを開こうと実行委を結成した。
 10月のイベントでは、目標球に投げたボールが近い方が得点する「ボッチャ」、ディスクを投げて正確さを競う「フライングディスク」、座ったままプレーする「シッティングバレーボール」の3競技を実施。個人の障害の程度によって一部ルール変更も考える。
 片山さんは「パラスポーツの体験が、障害への理解を深めるきっかけになればうれしい」と参加を呼び掛ける。
 7、10月の行事はいずれも午前10時~午後4時。前日までに申し込む。参加無料。新型コロナウイルスの影響で内容を変更する場合がある。メールはkanta03080724@icloud.com
(村上晃宏)

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