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国士舘中で団体優勝した山本由聖さん=赤穂市加里屋、赤穂市民総合体育館
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国士舘中で団体優勝した山本由聖さん=赤穂市加里屋、赤穂市民総合体育館

 全国中学校体育大会の柔道男子団体で、山本由聖(ゆうせい)さん(15)=兵庫県赤穂市出身=が主将を務める国士舘(東京)が5年ぶり15度目の優勝を果たした。大将に選ばれ、全6試合を一本勝ち。個人戦も3位に入った。古里で恩師らに結果を報告し「これまでの努力が報われた」と喜びに浸った。

 山本さんは赤穂小3年の時、母有佐子さん(39)が巣立った赤穂柔道スポーツ少年団で競技を始めた。いきなり道着を渡されて稽古に加わり、無我夢中で取り組んだ。県スポーツ少年団の2大会で優勝するまで力を付け、親元を離れて寮生活を送る。

 最も強くなったのは「心」だという。正統派の柔道を追い求め、高校の部員ら強い相手にも真正面から向かっていく。身長は入学時の177センチから181センチ、体重は99キロから123キロに。「無理して食べなくても自然に大きくなった」と振り返る。

 関東大会は団体戦で3位だったが「活気付けていこうぜ」と自ら動いて声を掛け、互いを信じ合えるチームワークを築いた。川野成道監督からも「どんな状況でも代表戦になれば任せる」と信頼を寄せられた。

 東京五輪では柔道混合団体決勝でウルフ・アロンがフランスのリネールに食らい付く姿に刺激を受けた。来春、国士舘高に進む予定で「攻撃スタイルを増やして2年生からインターハイに出たい。将来は五輪の舞台に立ち、古里の赤穂を有名にしたい」と夢を描く。

 「全国で団体優勝、個人戦3位はとてもすごい。自慢のお兄ちゃんです」。郷里では少年団の後輩たちから憧れのまなざしを向けられた。山本さんは「礼儀を大切にする少年団の指導が自分に合っていた」と話し、少年団で指導者を務める母親に花束を贈った。「不安もあったと思うが、東京に送り出してくれ、いつも支えてくれた」。心から素直に感謝した。(坂本 勝)

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