情報提供求めビラ配る 女児刺傷事件から15年 たつの署
2021/09/29 05:30
情報提供を求めてビラを配るたつの署員=たつの市新宮町新宮
兵庫県たつの市で2006年、当時小学4年生だった女児が男に刃物で刺され重傷を負った殺人未遂事件は28日、発生から丸15年となった。容疑者逮捕には至っておらず、たつの署員ら10人が現場近くのスーパー2店舗で計300枚のビラを配り、情報提供を呼び掛けた。
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事件は06年9月28日午後6時20分ごろ、同市新宮町新宮の路上で発生。塾帰りの女児が見知らぬ男に胸など数カ所を刺された。近くの防犯カメラに写っていた男は当時20~40歳で、身長165~175センチ。黄色いマスコットが付いた濃紺か黒のリュックサックを背負っていた。
県警によると、これまでに約400件の情報提供があったが、19年を最後に新しい情報は寄せられていない。殺人未遂罪の公訴時効は25年間で、残りは10年となる。たつの署刑事課の松崎詔儒(のりみち)課長は「一日でも早く解決したい。ささいな内容でも構わないので電話してほしい」と呼び掛ける。
同署TEL0791・63・0110
(直江 純)