仮装して赤穂散策を 11月に「コスプレ珍道中」

2021/10/28 05:30

参加を呼び掛ける亀井早有美さん(左)と稲岡洋子さん=赤穂市役所

 江戸時代の町割りや景観が残る兵庫県赤穂市の中心市街地で11月7日、「赤穂コスプレ珍道中」と銘打ったイベントが初めて開かれる。漫画やアニメなどの登場人物に仮装した人が集い、異空間を演出する。一般参加も受け付け、主催者は「装いを変え、新型コロナウイルス禍のストレス発散を」と呼び掛ける。 関連ニュース 「コスプレイヤーの現実を見よ!」理想に近づくために…陰の努力に「立ってるだけで大変」 「バレエダンサーやん」 お色気たっぷりのコスプレイヤー霜月めあさん ピンクのハイレグで大胆ポーズ 純白ランジェリー姿にうっとり 「2年かけたジョジョのコスプレ撮影」に絶賛の声 「愛ですね」「新たな解釈で表現、素晴らしい」

 赤穂ごほうび委員会の主催。コスプレ企画の運営団体に登録する愛好者らが関西一円から集まる。赤穂城跡や赤穂大石神社、お城通りを本格的な衣装で練り歩く。
 赤穂城跡の大手隅櫓(すみやぐら)北側のビルで「ごほうびマルシェ」も開催され、飲食や手作り装飾品の出店などが並ぶ。紙芝居や手品、バナナのたたき売りのほか、テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」で放映された積み木企画もあり、赤穂義士にちなんで47段に挑戦する。
 コスプレについては、持参した衣装に着替えられるよう更衣室も準備する。貸衣装での写真撮影や散策も可能(有料)で、希望者はイダ貸衣裳店(TEL0791・43・4356)に予約する。
 イベントは午前10時~午後4時。同委員会の亀井早有美(さゆみ)さん(53)=赤穂市=と稲岡洋子さん(50)=同県宍粟市=は「歴史ある赤穂の町は仮装での散策にぴったり」とPRする。(坂本 勝)

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