高校生「四十七士」14日出陣 義士祭で赤穂城跡練り歩き
2021/12/12 05:30
赤穂義士祭のチラシ
赤穂義士が討ち入りを果たした14日に兵庫県赤穂市内で開かれる赤穂義士祭で、地元の赤穂高校生が四十七士に扮(ふん)し、赤穂城跡を練り歩く。義士ゆかりの花岳寺と赤穂大石神社の法要や祭典に義士装束で参列した後、約200メートルを行進する。
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義士祭は市などでつくる奉賛会が主催し118回目。新型コロナウイルスの感染予防のため忠臣蔵パレードと露店販売を2年連続で中止する中、市内唯一の高校で地域活性化に取り組む生徒たちが祭りの盛り上げに一役買うことになった。
午前10時50分ごろ、大手門南側の近藤源八宅跡長屋門前を出発。市内団体出店の交流物産市が開かれている武家屋敷公園を経て大石神社鳥居前まで歩き、勝ちどきを上げる。同11時20分ごろに終了予定。物産市は午前10時~午後1時で、会場内の飲食は禁止している。
夜には義士顕彰の花火47発を赤穂海浜公園(同市御崎)で打ち上げるが、時刻は公表しない。公園内への立ち入りは不可。奉賛会事務局(市観光課内)TEL0791・43・6839
(坂本 勝)
◇
14日のほかの主な催しは次の通り。
特別展=「浅野家とその時代」(市立歴史博物館)、「大嶋黄谷生誕200年記念展」(市立美術工芸館・田淵記念館)▽特別公開=赤穂城跡本丸櫓門階上内部、近藤源八宅跡長屋門内部▽義士奉賛姉妹友好都市文化交流作品展(市立図書館)▽赤穂緞通の展示と体験(NPO法人赤穂緞通技術研修工房つむぐ)