「一宮温泉まほろばの湯」指定管理者決まる 大阪の会社、家原遺跡公園と一体で管理、運営
2021/12/16 05:30
神戸新聞NEXT
昨年7月に指定管理者が撤退した温泉施設「一宮温泉まほろばの湯」(兵庫県宍粟市一宮町三方町)について、同市はアミューズメント会社「ビーバーレコード」(大阪市)を新たな指定管理者に決めた。15日の市議会定例会で関連議案が可決されたことを受け、同社は施設に隣接する家原遺跡公園と一体で管理、運営する。期間は2022年4月1日~27年3月31日。
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まほろばの湯は市が出資する第三セクターが運営していたが、新型コロナウイルス対策で昨年4月から休業し、その後に撤退。市はメンテナンスで湯を張るのに合わせ、今年9月から土日曜限定で営業を再開している。
家原遺跡公園は、かやぶきの竪穴式住居や中世の建物などが復元され、大型遊具やグラウンドゴルフコースなども整備されている。
ビーバーレコードは関西を中心に温泉施設やフィットネス、飲食事業を展開。まほろばの湯の営業日やサービス内容、指定管理料、家原遺跡公園の活用方法などは市と協議して決める。市による土日限定営業は来年3月末まで続ける。(村上晃宏)