創作童話「デブ猫ちゃん」 PRキャラバンが赤穂市長を表敬訪問 

2022/03/29 05:30

陣たくん(左)、牟礼市長(中央)と記念写真を撮るマル=赤穂市役所

 神戸新聞で4月16日からスタートする創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」をPRするキャラバンが28日、兵庫県赤穂市の牟礼(むれい)正稔市長を表敬した。主人公で3歳雄の猫「マル」(着ぐるみ)と、同市のゆるキャラ「陣たくん」も対面した。 関連ニュース 憧れはあの人、車いすスポーツ界の鉄人に聞く努力の源 赤穂の枝川さんが7年続ける日課とは 闘病、コロナ禍、望郷…人生を歌に込めた460首 姫路の楠田立身さん、第6歌集「益城」出版 高さ6m、巨大ヘビのオブジェ 来年の干支、園児ら取り付け「舌がこわい」 姫路の加茂神社

 同童話は、2018年に愛媛新聞で始まり、小説家の早見和真さん(松山市在住)が文を、愛媛県今治市出身の絵本作家かのうかりんさんが絵を担当する。
 松山市の道後温泉に暮らしていたマルが、愛媛県内を旅し、仲間たちと出会い、別れ、そして恋をする物語。22年1月までに計3シリーズが同紙で掲載された。NHKでアニメも放送され、4月から冒険の舞台は兵庫県へと移る。
 スタートを前に県民に広く知ってもらおうと、神戸新聞社がデブ猫キャラバンを結成した。マルは、牟礼市長に愛媛シリーズの絵本をプレゼントしたり、陣たくんとツーショット撮影したりして交流した。
 牟礼市長は「冬はカキ、春はイチゴなど、四季折々のおいしい食材が堪能できのが赤穂の魅力。山、海、温泉もあり、ぜひマルにはこうした赤穂の良さを発信してほしい」と語った。(藤原 学)

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