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水槽を使って陸上練習する「南風」の選手たち=20日、たつの市揖西町
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水槽を使って陸上練習する「南風」の選手たち=20日、たつの市揖西町
決勝を想定して900メートルをこぐ「磯風漕友会」の選手たち=21日、相生湾
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決勝を想定して900メートルをこぐ「磯風漕友会」の選手たち=21日、相生湾
笑顔でペーロン練習に取り組む「磯風漕友会」の選手たち=4月17日、相生湾(撮影・大山伸一郎)
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笑顔でペーロン練習に取り組む「磯風漕友会」の選手たち=4月17日、相生湾(撮影・大山伸一郎)

 開催まであと2日に迫った相生ペーロン祭に向け、木造手こぎ舟レース「ペーロン競漕(きょうそう)」に出場する各チームの練習が熱を帯びている。今年は長崎から兵庫県相生市にペーロンが伝来して100年の節目の年となるが、新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。選手たちは海上や陸上で櫂を振る感覚を取り戻しながら、最後の調整に汗を流している。

 ペーロン競漕はこぎ手と艇長、ドラ、太鼓、かじ取りの計32人が舟に乗り、速さを競う。今年は39チームが出場。観覧席となる相生ポート公園では14団体が陸上パレードを繰り広げる。

 男子の「南風(なんぷう)」は5月から陸上練習を始めた。毎日夕方から田中英彦代表(62)=兵庫県たつの市=の事業所にある縦4メートル、横2メートルの水槽に集まり、最大8人が座って3分間こぎ続ける。目標は1日3回だが、最年長の会社員金沢尚幸さん(53)は同9回こぐことも。「若い人に付いていくには練習量しかない。本番でもアドレナリンを爆発させます」と汗を拭った。

 地元の女子チーム「クイーンズ矢野川」と「バイオレット」は今年初めて、合同チームで出場する。各チームとも感染リスクなどの理由で32人が集まらず、一緒に舟に乗ることにした。22日に3回目の海上練習があり、矢野川の野山和代代表(64)は「みんな仲良くペースも合っている。不安はありません」と笑顔を見せた。

 相生市看護専門学校の卒業生や在校生でつくる男子の「磯風漕友会(いそかぜそうゆうかい)」は13連覇、女子の「スーパードルフィン」は18連覇を目指す。コロナ禍でも各自が筋トレや走り込みを続けてきた。今年は男子の部に本場・長崎の強豪「野母崎ペーロンクラブ」と「牧島ペーロン保存愛好会」が招待されており、激戦が予想される。

 先頭でこぐ看護師の春名圭太さん(44)=姫路市=は昨年、ドルフィンで太鼓をたたく絵美さん(44)と結婚し、長女の咲桜(さくら)ちゃん(1)を授かったばかり。「磯風を象徴する力強いこぎを見せ、チームを背中で引っ張りたい」と意気込んだ。

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