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焼き芋のカフェを開く平石隆さん=佐用町西徳久
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焼き芋のカフェを開く平石隆さん=佐用町西徳久
つぼの中でサツマイモを焼く=佐用町西徳久
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つぼの中でサツマイモを焼く=佐用町西徳久

 兵庫県佐用町西徳久の県道沿いに、つぼを使った焼き芋に特化した「壺(つぼ)焼芋CAFE 和幸(わこう)」が11日、オープンする。昨年5月に同県宍粟市波賀町から移住してきた平石隆さん(66)が「好きなことをやって老後を楽しみたい」と開業した。つぼの中でじっくり焼き上げた自慢のサツマイモを通し、「たくさんの人と交流していきたい」と意気込んでいる。(勝浦美香)

 高さ1メートルほどのつぼの中に、サツマイモ12本をつるすように並べ、つぼの底で炭火をたきながら2時間かけて焼いていく。ゆっくり伝わる遠赤外線と、ふたを閉めたつぼの中に充満した熱気が芋の甘みを引き出すという。

 30分おきに手作業で芋をひっくり返さないといけないが、「むらなく熱が通り、皮までおいしく食べられるほどしっとりした焼き芋に仕上がるんです」と平石さんはほほ笑む。

 平石さんは神戸市出身。同県加古川市で会社勤めをしていたが、以前から憧れていた田舎暮らしを始めるために早期退職し、2017年に宍粟市波賀町の古民家に移り住んだ。山あいでの暮らしも充実していたが、年齢が60代後半に差し掛かったころ、将来を見据えて車で移動がしやすい物件に引っ越そうと考えた。

 その中で巡り合ったのが、佐用町の道路に面した古民家だった。当初は店を開くつもりはなかったが、「家にこもったり、遠くに働きに行ったりするような生活は自分に向いてない」と、自宅を改装してカフェを開くことにした。

 せっかくなら好物の焼き芋を取り扱ってみようと思い、岐阜県のつぼ焼き芋店で作り方を学んだ。芋の品種は「食べ歩いた中で一番おいしい」と感じた紅はるかに絞り、収穫期からしっかり熟成させた芋にこだわって仕入れることにした。

 提供するのは、ほかほかの焼き芋(1グラム1・7円)と、冷やし芋(同1・9円)、テイクアウト用の冷凍焼き芋(同2・1円)で、1本200グラム程度。焼き芋で作ったソースをかけたかき氷(800円)や、コーヒーなどのドリンクもメニューに並ぶ。仕入れたサツマイモがなくなれば、カフェのみの営業になる。

 午前10時~午後6時。木、金曜定休。平石さんTEL090・1224・4728

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