「ガジロウ」と一緒に盛り上げて 前福崎町教育長、かっぱ出現の池にニシキゴイ放つ
2022/06/19 05:30
ニシキゴイを池に放す高寄十郎さん(左奥)=福崎町西田原
リアルで不気味なかっぱの造形物「ガジロウ」が浮上する兵庫県福崎町西田原の辻川山公園の池に、色鮮やかなコイが16匹放たれた。ガジロウが15分ごとに忙しく浮き沈みするのをよそに、コイは濁った池を悠々と泳いでいる。(吉本晃司)
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放流したのは体長約30センチのニシキゴイ。池にはもともと黒いコイがいたが数匹と少なかったため、前町教育長の高寄十郎さん(74)が叙勲受章を機に赤や白のコイを町に寄付。同時期に福伸電機(福崎町)も全国シェア9割の自動給餌機の寄付を申し出て設置された。
同公園周辺には、同町出身の民俗学者柳田国男の生家や大庄屋三木家住宅、旧神崎郡役所(現神崎郡歴史民俗資料館)などがある。高寄さんが教育長だった2014年、周辺の活性化策として町が池にガジロウを設置したところ、不気味な造形が評判を呼び、観光客が大幅に増えた。
高寄さんは「鮮やかなニシキゴイが増えて観光客にも喜んでもらえるのでは。人間と同じように大きく育ってほしい」と話していた。