「かなしきデブ猫ちゃん」PR隊、佐用町へ 西はりま天文台など訪問

2022/06/21 15:50

庵逧典章町長、おさよん(左)と記念撮影をするマル=佐用町役場

 神戸新聞で毎週土曜日に連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」をPRするデブ猫キャラバンが21日午前、兵庫県佐用町役場を訪れ、庵逧典章町長を表敬した。 関連ニュース 神戸・元町でオーガニックの集い 農産物販売や映画上映 「有機農業の日」の8日に 「まねき」の駅弁がスイスへ 姫路の老舗、国内2社とタッグ 和食人気に期待、市場開拓図る MVPに輝いた孫息子

 4月16日にスタートした兵庫編では、愛媛県から兵庫県に上陸した主人公のマル(3歳雄)が、船内で出会った10歳の女の子(桜子)の願いをかなえるため、城崎温泉を目指している。現在、10話まで掲載され、姫路城をあとにしたマルは赤穂に向かい、赤穂ニャン士たちの仲間になった。7月に佐用町を旅する予定。
 マルと対面した庵逧町長は「清流・千種川でのアユ釣りやキャンプ体験など自然を満喫できる。夏には約70万本のひまわりが楽しめるなど、マルには町の魅力を広く発信してほしい」とエールを送った。マルは手作りの名刺を渡したり、同町観光イメージキャラクター「おさよん」と記念写真を撮ったりした。
 マルは佐用マリア幼稚園(同町佐用)も訪問し、3~5歳の園児ら約20人と交流。園児らは「かわいい」「でっかい」などと大はしゃぎで出迎え、マルに体当たりしたり、「好きな食べ物は」「お魚好き」などと質問したりした。
 この日は午後から県立大西はりま天文台(同町西河内)にも足を運び、口径2メートルを誇る国内最大級の望遠鏡「なゆた」で宇宙観察などを楽しんだ。(藤原 学)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ