原爆の被害、捉えた写真50点 小中学生の絵画も 相生で非核平和展

2022/08/12 05:30

小中学生が平和を祈って描いた絵画作品が並ぶ会場=相生市相生6

 広島と長崎に投下された原爆の被害を伝える「非核平和展」が、兵庫県相生市文化会館なぎさホール(同市相生6)で開かれている。壊滅した両都市の町並みなど約50点の写真パネルを展示。市内の小中学生が平和を祈って描いた絵画約80点も並ぶ。15日まで。 関連ニュース 「命ある限り」核兵器廃絶を訴え NPT会議に6度渡航の被爆者 被団協、国連で核廃絶を訴え 胎内被爆者「悪魔の兵器」 長崎で被爆の医師、国連で講演 「廃絶議論、データ必要」

 市が1991年から毎年開催。会場には3千~4千度の熱線を浴びて黒焦げになった少年の遺体や、爆風で押しつぶされた学校や病院の写真が並び、爆心地の惨状を生々しく伝える。
 広島で被爆してから10年後に白血病を発症し、12歳で亡くなった佐々木禎子さんの生涯も紹介。入院中に回復を願って千羽鶴を折り続けたが、歩けなくなるほど症状が悪化し、最後に「ありがとう」という言葉を残して息を引き取ったことが記されている。
 小中学生による絵画作品には広島の原爆ドームなどが描かれ、「忘れることが本当の怖さ」といった言葉が添えられている。午前9時~午後10時。12日は休み。同館TEL0791・23・7118
(地道優樹)

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