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選挙戦終盤に入り、街頭演説での訴えも批判のトーンが強まっている=18日午後、JR姫路駅前(撮影・大森 武、画像を一部加工しています)
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選挙戦終盤に入り、街頭演説での訴えも批判のトーンが強まっている=18日午後、JR姫路駅前(撮影・大森 武、画像を一部加工しています)

 21日投開票の参院選は終盤に入り、兵庫選挙区(改選数2)の構図が変化している。報道機関の世論調査で自民優位が伝えられ、2番手争いが激化。序盤は“自民包囲網”の様相だったが、野党候補の陣営は2議席目に滑り込もうと、相互に批判を強め乱戦の状態だ。

 優勢が伝えられる自民現職鴻池祥肇候補(72)は集会などで「他党の批判はしない」と明言。街頭では憲法改正や安倍政権の経済政策「アベノミクス」などに絞った主張を展開し、好調な政党支持率を背景に余裕の戦いを見せる。

 自民批判が中心だった民主現職の辻泰弘候補(57)は、維新にも矛先を向け「社会保障費を削ろうとしたり、憲法96条を変えようとしたりする点では自民と同じ。補完勢力にすぎない」と繰り返す。18日にJR明石駅前などに立った細野豪志幹事長も「2議席目を維新に与えれば、雇用が不安定になる」と訴えた。

 一方、維新新人の清水貴之候補(39)の応援に入る党幹部は、民主への攻勢を強める。松井一郎幹事長は18日、JR姫路駅前で「既得権にしがみついた自民、民主にこの国は変えられない」。続く橋下徹共同代表は「民主は反対のための野党。民主にだけは勝たせないで」と呼び掛けた。

 みんな新人の下村英里子候補(30)と街頭に立った渡辺喜美代表は「自民、公明は官僚に、民主、共産は公務員の労組に依存している」と強調。選挙協力を解消した維新に対しても「今回、国家公務員の人件費2割削減を掲げたのはみんなの党だけで、維新も言っていない」と差別化を図った。

 共産新人の金田峰生候補(47)と神戸・元町で街頭演説した志位和夫委員長は、自民批判に力点を置きつつも、消費増税では民主、公明も加え「増税3きょうだい」と非難。維新とみんなに対しては「改憲や弱肉強食の構造改革の推進など、自民の補完勢力にすぎない」と一蹴する。

 緑の党新人の松本なみほ候補(39)は、原発再稼働や改憲の姿勢を示す自民を批判。幸福実現党新人の湊侑子候補(30)は「原発停止」を掲げる各政党について「具体的な代替案も示さず、無責任だ」としている。

(まとめ・三木良太)

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