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常任委員会での発言回数
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常任委員会での発言回数

 4月の統一地方選で改選を迎える兵庫県議会で、今任期中に各議員が常任委員会で発言した回数を調べたところ、議員によって300回以上の差があることが分かった。審議の進行役を担う委員長を除けば、原則、全議員に平等に発言の機会があるだけに、有識者は「発言が多ければいいわけではないが、議員の活動ぶりを分析する一つの物差しになるだろう」と指摘する。(岡西篤志)

 常任委員会は議会に提出された議案や請願などを審査するため各議会に常設される。県議会にはテーマ別に、総務▽産業労働▽農政環境▽文教-など7委員会を設置。全議員が1年ごとにいずれかの委員になる。会議は原則毎月1回開かれ、定例会中は複数回開催することもある。

 今回の調査は県議会のホームページ内にある「会議録検索システム」を基に実施。任期開始の2011年6月から、検索が可能な15年1月までを調べた。この間、1委員会あたり平均64回の会議が開催され、補欠選挙により途中から加わった5議員を除くと、発言回数に10~377回の幅があった。

 議会事務局によると同システムで閲覧できる常任委の発言は「要旨」。一問一答の短いやり取りをひとまとめで扱うことがある一方で、説明の聞き直しや会派としての態度表明を1回とカウントするケースなどもあり、必ずしも実際の発言回数とは同じにならない。また、委員長は慣例で質問しないことになっているという。

 同システムでは発言内容も確認できる。全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士は「兵庫県議会で問題になった政務活動費は本来、予算案審議などの調査研究に使うもので、その成果を発表する場が議会。平等に発言機会のある常任委員会は成果を比較しやすい」と話している。

 同システムのURLは、http://www.kensakusystem.jp/hyogopref/

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