兵庫県議選のニュース
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 12日投開票の兵庫県議選と神戸市議選は、インターネットによる選挙運動が解禁されて初の統一地方選となる。国政選挙や知事選などに比べ、有権者との距離が近く、当選のための票数も低い地方の議員選挙で、ネット利用は有効なのか。各陣営は積極派と慎重派が入り乱れている。

 積極派は若い世代が主なターゲットだ。「同世代に政治への関心を寄せてもらうのが自分の役割」と、神戸市兵庫区の新人県議候補(35)。短文投稿サイト「ツイッター」や交流サイト「フェイスブック(FB)」の活用に意欲を見せる。

 また、同市灘区の新人市議候補(32)も「住所を聞くのもひと苦労する時代。ネットで身近に感じてもらえたら」とし、FBに演説の様子や食事の様子などをこまめに掲載。20~30代を中心に「いいね!」ボタンを押してもらえるという。

 一方、普段は県政報告などをブログに書く尼崎市の現職県議候補(50)だが、選挙期間中は更新しないという。「選挙は日常の活動が評価されるべき」とするが、陣営幹部は「正直言うと、炎上が怖い」と明かす。小さな誤解が思わぬ波紋につながりかねず、「あえてこの時期は手を出さない」戦略だ。

 「狭い選挙区では意味がない」と断じる、神戸市長田区の現職市議候補(77)の陣営。同市中央区の新人市議候補(37)の陣営も、昨年の衆院選での分析から「有権者はホームページで政策を読まず、プロフィルだけを見て去っていく」と消極的だ。

 同市東灘区の現職市議候補(65)も、支援者はお年寄りが多いといい「あまり見てくれないと思う。フェース・トゥー・フェース(顔対顔)でいきます」と話している。

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