兵庫県知事選
6月15日告示 7月2日投開票
ニュース
  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT
兵庫県知事選の投票参加を大学生らに呼び掛けた啓発活動=神戸市西区学園西町8、県立大神戸商科キャンパス
拡大
兵庫県知事選の投票参加を大学生らに呼び掛けた啓発活動=神戸市西区学園西町8、県立大神戸商科キャンパス

 選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられてから、初めてとなる兵庫県知事選(7月2日投開票)。国政選挙で初の適用となった昨年夏の参院選は全国的に一定の関心を集めたが、それ以降、他の自治体であった知事選では10代の投票率が総じて低迷した。兵庫県内の18、19歳は約11万人。手にした「1票」をどう使う?(田中陽一)

 昨年6月に「18歳選挙権」が導入されて以降、今年5月末までに単独で知事選があった8都県(無投票は除く)の選挙管理委員会に10代の投票率を尋ねた。

 18、19歳とも最も高かったのは昨年7月の東京都知事選で、それぞれ51・83%と43・65%。政治資金の流用問題などで辞職した知事の後任選びとあって、関心が高かったとみられる。ただ、両年齢層とも全体の投票率に比べると低く、直前にあった参院選からも約10ポイント下がった。

 全体の投票率を上回ったのは岡山の18歳(37・02%)と千葉の18歳(34・02%)だけだったが、その他の県でも20代前半よりは高かった。一方、19歳はいずれも18歳を下回り、富山と栃木は10%台にとどまった。

 傾向は兵庫県内の市長選でも変わらない。最も身近な選挙と言われる市町長選だが、18、19歳の投票率をまとめた4市(丹波、宝塚、淡路、宍粟)の選管によると、各市とも10代の投票率は全体を下回り、19歳では最も高い宍粟市でも30・79%だった。18歳では丹波市が唯一50%を超え、同市の担当者は「投票日を記したグッズを市内3高校の全生徒に配るなど、啓発に力を入れた成果が出た」としている。

 兵庫県知事選の投票率は長く低調が続いており、参院選とのダブル選となった2001年と13年を除くと、1986年以降は30%台に落ち込んでいる。

■継続した教育重要/神戸学院大法学部・河田潤一教授(政治学)の話

 昨夏の参院選は「18歳選挙権」の導入直後という“特需”があったが、投票率は一過性の啓発だけでは上がらない。暮らしや将来に関わる選挙へ参加する重要性を、継続して教育することが大切だ。まずは身近な問題について各候補者がどう語っているかを知り、模擬投票や出前講座で学んだことも生かして最適なのは誰かを考えてほしい。高齢者の投票率が高いからと言って、政策が高齢者中心になることはないだろうが、その世代を重視する「正当性」を政治家に与えることになる-という点にも留意してほしい。

ニュース
一覧

天気(8月4日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 36℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ