兵庫県知事選
6月15日告示 7月2日投開票
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兵庫県知事選の開票作業を進める神戸市職員ら=2日夜、神戸市中央区浜辺通5、神戸サンボーホール(撮影・大森 武)
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兵庫県知事選の開票作業を進める神戸市職員ら=2日夜、神戸市中央区浜辺通5、神戸サンボーホール(撮影・大森 武)

 2日に投開票を終えた兵庫県知事選で、県選挙管理委員会に投票状況を報告するファクスが届かず、投票率の公表が大幅にずれ込んだり、同じ有権者に投票用紙を2枚交付したりするトラブルが一部の自治体で相次いだ。ミスがなければ「有効」だったはずの1票が、「無効」扱いとなったケースも。有権者の意思が選挙結果に正しく反映されなかったともいえ、速さと正確さを求められる選挙事務に課題を残した。

 ファクスが届かなかったのは西宮市。午後9時半をめどに、県選管に最終的な投票者数などをファクスで知らせることになっていた。同市選管は「予定通り送った」とするが、県選管は「届かなかった」と説明。両選管とも「通信エラーなどが原因として考えられる」とする。

 県選管は、午後11時ごろになっても同市からの報告がないため電話で連絡。再度送信してもらい、約40分後に同市を含む県全体の投票率を公表したが、当初の見込みより1時間以上遅れたという。

 「各市町から順次ファクスが届くため、送信後に電話で確認し合うようなルールは設けていない。開票作業を優先させるという事情もあった」と県選管。「今後は情報伝達を確実にしたい」としている。

 尼崎市と丹波市では、既に期日前投票を済ませるなどした計4人に、2日も投票用紙を配布。1人が2票を投じたことになるが、投票箱に入ってしまうとどの用紙かは特定できず、いずれも有効扱いされたとみられる。さらに尼崎市では、開票作業で「白票」の枚数を間違えるミスも。100票未満の端数を手作業で数える際に誤ったといい、今後は端数でも計数機を使用する方針。

 神戸市では6月29日、中央区役所内に設けた期日前投票所で、高校などでの啓発活動に使う「模擬投票用紙」17枚を有権者に誤交付。2日の開票では、いずれも「無効」となった。

 同区選管によると、投票用紙交付機の残り枚数が少なくなり、本来なら正式な投票用紙を金庫から取り出して補充すべきだったが、担当職員が事務机の上にあった模擬投票用紙を投入。前日、別の職員が貸出先の高校から返却を受け、片付けを怠ったものだった。

 同区選管は「速やかに模擬用紙を片付けるべきだった。補充時のダブルチェックも徹底したい」と平謝りしている。(土井秀人、岡西篤志、若林幹夫)

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