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神戸市長選に立候補した光田あまね氏の活動を支えた夫叔功さん(左)=神戸市中央区
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神戸市長選に立候補した光田あまね氏の活動を支えた夫叔功さん(左)=神戸市中央区

 4人で争われた22日の神戸市長選は自民、公明、民進の推薦を受けた現職の久元喜造氏(63)が、過去最多得票で再選を果たした。衆院とのダブル選のうねりのなか、広い神戸を駆け巡った候補者と、それを支えた家族やスタッフたち。敗れた3人にスポットを当て、14日間の選挙戦を振り返る。

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 唯一の女性候補者として、、現職の分厚い壁に挑んだ光田あまね氏(40)。選挙活動では街頭のスポット演説と選挙カーでの遊説を繰り返した。そのそばに陣営カラーの緑のジャンパーを羽織った男性が必ずいることに気付いた。それが夫の叔功(よしのり)さん(39)だった。

 「政務活動費ゼロを訴えているのは光田だけです」。光田氏が街頭に立つ間、通り過ぎる有権者に叔功さんのひときわ大きな声が届く。SNSによる情報発信から商店街での練り歩きの先導まで率先して支えた。全力で取り組む姿勢に陣営幹部も「頭が下がる」と絶賛した。

 「市議の不正もあり、このままではいけないと決意したんでしょう。現職は強かったが、日々候補者らしくなっていった」と叔功さん。ただ光田氏から市長選挑戦を明かされたときは「そら、びっくりしました」と明かす。

 光田氏は航空会社の国際線客室乗務員を経て2015年に維新公認で神戸市議選に初当選。その際も選挙を手伝った。政治家を志す妻の姿に「仕事柄海外に行くことが多く、ギリシャ破綻などもともと政治への関心はあった。身を切る改革を神戸でも行い、海外に誇れる観光地にしたいという思いに共感したんです」と振り返る。

 高校時代はアメリカンフットボール部所属という一面も持つ叔功さん。ポジションは攻守ライン。大柄にもかかわらず、チラシを配るときは必ず腰を低くした。「有権者の目線で思いを伝えられるように」との思いを込める。

 行政書士の資格を持ち、仕事の拠点を自宅に置きながら光田氏の活動を優先させた。ともに市内を駆け巡った14日間。「不思議と疲れは感じませんでした。政治活動を続けてさらなる躍進を目指してほしい」と妻への期待を込めた。(若林幹夫)

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 神戸市長選が終わった。自民、公明、民進の推薦を受けた現職が過去最多得票で再選を果たした。衆院とのダブル選のうねりのなか、広い神戸を駆け巡った候補者と、それを支えたスタッフたち。敗れた3人を追い続けた担当記者が14日間の選挙戦を振り返る。

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