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 21日に投開票された参院選で、6人が立候補した兵庫選挙区(改選3)は、維新の清水貴之氏が阪神間や神戸で他候補を突き放し、トップで再選を果たした。2番手は公明新人の高橋光男氏で、東播磨や西播磨で強さを発揮。自民新人の加田裕之氏は都市部で苦戦を強いられたが郡部で手堅く票を固めた。安倍政権下での憲法改正に前向きとされる「改憲勢力」の3党の候補者で合計得票の約7割を占めた。立民新人の安田真理氏は丹波や但馬の計4市でトップに立ったが及ばなかった。(田中宏樹)

 清水氏は尼崎市を除く阪神三田の7市町、神戸、明石市などで1位となった。前回2016年参院選で当選した維新(当時はおおさか維新)候補の得票を約4万2千票上回り、北播の3市や太子町でもトップに立つなど郡部にも浸透。4月の大阪府知事・市長ダブル選での圧勝を追い風に、兵庫でも党勢拡大を示した。

 高橋氏は尼崎市や神戸市兵庫区と長田区、姫路、加古川市など播磨の10市町、淡路の2市でトップとなった。比例代表の公明の県内得票より約17万9千票多く、推薦を得た自民の支持層や無党派層に食い込んだとみられる。

 3番手の加田氏は序盤から優勢が伝えられたが、1位は郡部を中心に10市町にとどまり、都市部での支持が伸びなかった。16年参院選では自民候補が約64万2千票を集めたが、加田氏は約17万6千票減らし、10年参院選から同党が続けたトップ当選はかなわなかった。

 安田氏は立民が全国で議席を増やす中、阪神間や丹波などの8市で加田氏を上回ったが、政権批判の受け皿になりきれなかった。立候補表明が今年3月と他候補より遅れたのが響いた。

 共産新人の金田峰生氏は前回の16年参院選より約6万3千票少なかった。N国党新人の原博義氏は支持を広げることができなかった。

■自民が得票率2・4ポイント減、県内第1党は堅持 比例代表

 比例代表の兵庫県内党派別得票では、自民が最多の約63万9千票を得た。兵庫選挙区では維新候補にトップを譲ったが、比例では2013、16年の参院選に続き県内第1党を守った。一方、得票率は29・3%で16年参院選から2・4ポイントダウンした。

 維新は約47万2千票を集め、前回参院選と同様に2位。全国では得票率が1割に満たなかったが、兵庫では21・7%と強さを見せた。

 公明は約32万5千票だった。得票率は16年参院選からほぼ横ばいの14・9%で、手堅く票を集めた。

 立民は4番手となり、同じく旧民進をルーツに持つ国民と合わせても、16年参院選の旧民進の得票に約千票届かなかった。

 選挙区で候補が落選した共産は比例でも伸び悩んだ。社民は、れいわだけでなくN国党にも水をあけられた。(田中宏樹)

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