統一地方選前半の兵庫県議選、神戸市議選(ともに4月7日投開票)は31日、期間中唯一の「選挙サンデー」を迎えた。政党幹部らが相次いで兵庫入りし、花見客や買い物客でにぎわう行楽地や大型商業施設前などで「開票日に満開のサクラを咲かせてほしい」と支援を訴えた。
「国政だけでなく地方議会からまっとうな政治をつくりたい」。統一選初参戦となる立憲民主党は、福山哲郎幹事長がJR姫路駅と明石駅前でマイクを握った。安保法制や特定秘密保護法、改正入管難民法など自公政権が進めてきた施策を批判し、「『安倍政権を何とかしてくれ』という声をたくさんいただく。続けざまに数の力で進めてきたことが本当に国民の生活にプラスになっているのか」と声を張り上げた。
3月30日には蓮舫副代表が宝塚、神戸両市の計4カ所を回り、野党第一党の存在感をアピールした。
一方、公明党は山口那津男代表が31日、兵庫入りし、伊丹、川西、神戸市の計4カ所で街頭に立った。今年10月から始まる幼児教育・保育の無償化などを実績として挙げ、「新しい時代を担う人を選ぶ大事な選挙。小さな声を聞いて実現できるのは公明党だけだ」と強調した。
共産党は山下芳生副委員長が同日、神戸市内で街頭演説。4月3日には市田忠義副委員長が神戸、尼崎、宝塚市を回る予定。
自民党と国民民主党は今のところ“大物”の来訪予定はないが、自民は地元選出の国会議員らが駆けつけ、候補者とともに精力的に街宣をこなす。
大阪都構想実現のため、大阪府知事と市長候補を入れ替えるダブル選に臨んでいる日本維新の会の松井一郎代表は告示日(3月29日)までに3度にわたって兵庫を訪れ、身を切る改革などを訴えた。(前川茂之、霍見真一郎、井沢泰斗)







