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自民党神戸の政活費をめぐる領収書の流れ
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自民党神戸の政活費をめぐる領収書の流れ
人材派遣会社が発行した領収書のコピーなど。社長の友人の指示通りに金額や宛名を入力したという(画像の一部を加工しています)
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人材派遣会社が発行した領収書のコピーなど。社長の友人の指示通りに金額や宛名を入力したという(画像の一部を加工しています)

 神戸市議会の会派「自民党神戸」が業者に委託した調査などで政務活動費(政活費)に不透明な支出が見つかった問題で、委託先の一つとされる神戸市内の人材派遣会社の男性社長(36)が6日、神戸新聞社などの取材に応じ、「友人の男性に頼まれて2、3回、会社名義の領収書を発行した。(会社として)調査はやっていない」と証言した。

 政活費の収支報告書によると、自民党神戸は2011~12年度、大野一市議(62)=現在は別会派=が窓口になり、市政についてのアンケート4件を同社に委託。政活費から1回当たり42万円~126万円、計273万円を支出し、報告書にはこの会社名義の領収書を添付していた。

 この社長によると、領収書の使途は空欄にし、友人の指示通りの金額と「自民党神戸」の宛名を記入して渡していたという。社長は「古くからの友人に頼まれた。安易に考えていた」と説明。友人が同社でアルバイトの経験があるとしたが、詳細は明かさず、実際に友人が調査をしていたかどうかについては「分からない」と答えるにとどめた。

 大野市議は今月3日の会見で、「個人と契約を結ぶ発想がなく、(この社長の友人に)どこかの会社の社員として契約し、会社で領収書を発行してもらうよう頼んだ」などと話していた。社長は、友人が大野市議の指示を受けていたことは知らなかったという。

 自民党神戸による政活費の不透明な支出をめぐっては、同社の他に10~14年度、報告書に添付された領収書の住所に存在しない業者に計約1120万円かけてアンケートを委託。大野市議は、2社から受け取ったという計15件のアンケート結果を公表したが、対象者の性別や年代が分からず、設問と回答がかみ合っていないなど、一般的な調査の体を成していない点が目立った。(小川 晶、紺野大樹)

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