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三翠会のサ高住建設をめぐる金の流れ(県発表による)
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三翠会のサ高住建設をめぐる金の流れ(県発表による)

 兵庫県三田市の社会福祉法人「三翠会」によるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)建設をめぐる不適切な会計処理問題で、特別監査をした兵庫県は27日、使途不明金が少なくとも約1億円に上ることを明らかにした。また、別業者に架空工事を発注していた疑いがあることも分かった。

 県によると、サ高住の建設計画は、理事長の夫である当時の男性評議員(60)と男性理事(58)が進め、2013年3月、理事会の承認なしに大阪市の建設業者と15億1200万円で随意契約した。

 元評議員は法人から工事費名目で1億950万円を引き出し、理事に渡したと県に説明。だが、うち3900万円は融資借り換えに伴う都市銀行への違約金(6千万円)の一部に充てられ、残りの使途は不明。また実際に業者に支払われた12億5千万円のうち9500万円は三翠会の「裏金」となり、ここからも違約金が支払われたとみられる。

 一方、法人が別業者と契約した進入路工事はサ高住の建設工事に含まれ、架空の疑いが強いという。理事らは工事費として4230万円を法人から引き出し、一部をブローカーに渡したとしているが、2730万円の使い道が判明していない。

 県は元評議員と理事が出金した計1億5180万円のうち、9780万円を使途不明金と判断。県が設置を求めた第三者委員会が8月中にも調査結果をまとめる。(斉藤正志)

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