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現在の神戸市役所2号館=神戸市中央区加納町6
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阪神・淡路大震災で6階部分が押しつぶされた神戸市役所2号館。上層部は北側に約1・5メートルずれた=神戸市中央区加納町6(1995年1月17日)
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阪神・淡路大震災で6階部分が押しつぶされた神戸市役所2号館。上層部は北側に約1・5メートルずれた=神戸市中央区加納町6(1995年1月17日)

 阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市役所2号館(同市中央区)について、同市が2016年度にも建て替えの検討に着手することが14日、分かった。庁舎機能だけでなく、集客施設などの導入も検討材料となる見通し。隣接する東遊園地も利用者増を狙い芝生化する方針で、神戸・三宮の中心市街地から旧居留地、ウオーターフロント方面など南部への回遊性向上を目指す。

 同市役所2号館は、兵庫区から移転した市役所本庁舎として1957(昭和32)年に完成。もともとは8階建てだったが、95年の震災で6階部分が上層階に押しつぶされるように崩壊した。財政上の問題から建て替えは見送られ、6~8階部分を撤去して5階を造り直し、4階以下は修繕や補強で対応した。現在は5階建てで、住宅都市局や建設局などが入るが、建物の老朽化が課題となっている。

 一方、同市は神戸・三宮周辺の再整備を目指しているが、市役所(1~4号館)が三宮中心部から旧居留地やウオーターフロントなどへの動線上にあるため、観光客らの流れをせき止めているとの指摘もある。

 同市の久元喜造市長は17日の震災21年を前に神戸新聞社のインタビューに応じ「三宮に降り立った人の回遊性を高めることが非常に重要」と強調。市役所2号館の再整備検討方針を示した上で、「全て市役所の機能にするのではなく、民間と連携し、にぎわいや人の流れをつくるために幅広く市民レベルで議論してもらうことが必要」などと述べた。

 また、久元市長は市役所南側にある東遊園地の運動場(約3100平方メートル)を芝生化する方針も表明。昨年6~12月、園内の約200平方メートルに芝生を張る実証実験が利用者に好評だったという。16年度は規模を広げる見込みで、「市民主体の多彩なイベントで人が集う場に生まれ変わらせたい」と話した。(紺野大樹)

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