社会社会shakai

  • 印刷
ポートアイランドに完成した生田神社分社=19日午前、神戸市中央区港島中町8(撮影・小林良多)
拡大
ポートアイランドに完成した生田神社分社=19日午前、神戸市中央区港島中町8(撮影・小林良多)

 生田神社(神戸市中央区下山手通1)の分社が、神戸・ポートアイランドに完成した。1800年超とされる同神社の歴史上、分社ができるのは初めて。関係者は「ポーアイの平安に貢献し、地域の人たちに愛される神社となれれば」と話す。

 兵庫県立こども病院(同市中央区港島南町1)に隣接する看護師寮などが入るビルの敷地(同区港島中町8)に今年4月、完成した。高さ約3メートルの総ひのき造りの鳥居と社を構える。

 奈良時代の歴史書「日本書紀」によると、同神社は201年の創建とされ、祭神は「稚日女尊(わかひるめのみこと)」。分社は、祭神の分霊をまつる神社やそのほこらなどのことを指し、分霊しても祭神の御利益が得られるとされる。同神社は同市兵庫区に御旅所「生田神社兵庫宮」があるが、これまで分社が造られることはなかった。

 ポートアイランドへの分社造立(ぞうりゅう)は「地元の方々から氏神を祭ってほしいと、これまでにも何度か提案を頂いていた」と同神社の六車勝昭宮司(67)。用地が定まらず実現していなかったが、神社総代の堀秀也さん(63)が理事長を務める一般財団法人「敬愛まちづくり財団」(同市灘区)の関連会社が看護師寮などの建設に向けて、土地を取得。これを機に、分社の造立が決まった。

 4月下旬には、祭神を移す「遷座祭(せんざさい)」が営まれ、ポートアイランドの住民の氏神となった。分社はポートアイランドのほぼ真ん中に位置する。「今年はポーアイ着工からちょうど50年。地元には誰でも参拝できる神社がなかった。今後の島の発展のためにも、心のよりどころになる神社ができてうれしい」と堀さん。「多くの人に気軽にお参りしてもらいたい」と話している。(鈴木雅之)

社会の最新

天気(5月22日)

  • 25℃
  • 17℃
  • 20%

  • 29℃
  • 11℃
  • 10%

  • 28℃
  • 16℃
  • 10%

  • 27℃
  • 15℃
  • 10%

お知らせ