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兵庫県と姫路市が大型クルーズ客船の誘致に乗り出す姫路港=姫路市飾磨区(撮影・山崎 竜)
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兵庫県と姫路市が大型クルーズ客船の誘致に乗り出す姫路港=姫路市飾磨区(撮影・山崎 竜)
誘致の目標にしているクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」=神戸港(撮影・山崎 竜)
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誘致の目標にしているクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」=神戸港(撮影・山崎 竜)

 人気が高まる豪華客船の旅に“便乗”しようと、兵庫県と姫路市は今年、10万トンを超えるクルーズ客船の姫路港誘致に乗り出す。これまで2万トン級の来港実績しかないため、港内で安全な航行が可能かどうかを調査。大型船が入港できるお墨付きを得て魅力を高め、世界文化遺産・国宝姫路城などへの観光客の呼び込みを狙う。(三島大一郎)

 県姫路港管理事務所によると、1989年度以降、同港には「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)や「にっぽん丸」(2万2472トン)など2万トン級が延べ29回入港。来年3月には「飛鳥2」(5万142トン)が初めて寄港する。

 県や市などでつくる「姫路港ポートセールス推進協議会」は、人気に伴い大型化が進むクルーズ客船に注目。約2700人乗りの豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン)の呼び込みに目標を定めた。

 大型船の誘致には課題もある。国などが定める港湾施設の規格は、船の全長よりも広い航路幅や、船が転回する停泊場所は直径で2倍以上を要請。満たさない場合、管理者が安全航行に必要な一定条件を設定しなくてはならない。

 姫路港の航路幅は250メートル、停泊場所は最大530メートル。全長260メートルまで入港可能だが、ダイヤモンド・プリンセスは全長290メートルで基準に満たない。

 このため、姫路市などはさまざまな風速や波高条件で航行シミュレーションを実施。客船に及ぼす影響を調べ、接岸する船を保護する「防舷(ぼうげん)材」の強度などを確認する。

 各港湾都市間でクルーズ客船の争奪戦は激化しており、同事務所は「10万トン級が入港できるお墨付きを得て姫路港の魅力を高め、誘致合戦を有利にしたい」としている。

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