社会社会shakai

  • 印刷
淡路島の洲本市沖で、えい航の準備作業が進む風車「ふくしま浜風」=2日午前
拡大
淡路島の洲本市沖で、えい航の準備作業が進む風車「ふくしま浜風」=2日午前
福島へ出発した洋上風力発電設備の風車=2日午前、洲本市沖
拡大
福島へ出発した洋上風力発電設備の風車=2日午前、洲本市沖

 兵庫県洲本市沖で組み立てられていた巨大な風車が完成し、2日、設置場所の福島県沖へ向けて出港した。東日本大震災からの復興のシンボルとして世界初の実証研究に使われる洋上風力発電設備で、水面からの高さは約150メートル。約2カ月間を過ごした阪神・淡路大震災の震源地淡路島に別れを告げた。

 経済産業省が進める実証研究事業で設置される風車3基のうち、最後の1基「ふくしま浜風」(出力5メガワット)。3基はいずれも海に浮かべる「浮体式」で、複数を運用するのは世界初という。

 ふくしま浜風は午前8時過ぎ、タグボートによるえい航作業が始まり、巨体がゆっくりと動き出した。組み立て中は海底に着底させていたが、出発までに数メートル浮上させた。

 福島沖約20キロまで約960キロの“海の旅”。時速6~8キロで3日夕に和歌山・潮岬沖、5日夜に東京・三宅島沖を通過し、8日夜に到着予定。その後は係留用チェーンの取り付けや試運転を行い、8月中旬には発電に向けた準備が整うという。

 組み立ては5月上旬に始まり、作業を請け負う建設会社「吉田組」(姫路市)の担当者は「経験のない作業もあったが、予定通り完成することができた。福島沖での作業もあるが、ひとまずほっとした」と話した。(切貫滋巨)

社会の最新
もっと見る

天気(3月24日)

  • 12℃
  • ---℃
  • 20%

  • 11℃
  • ---℃
  • 30%

  • 13℃
  • ---℃
  • 0%

  • 12℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ