社会社会shakai

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT
21年ぶりにヒマラヤ高峰への登頂に挑む、登山家の重広恒夫さん=神戸市中央区
拡大
21年ぶりにヒマラヤ高峰への登頂に挑む、登山家の重広恒夫さん=神戸市中央区

 世界最高峰エベレスト(8848メートル)など各地の名だたる山を制覇してきた登山家重広恒夫さん(68)=神戸市中央区旭通=が、21年ぶりにヒマラヤの高峰へ登頂するため9日、日本を出発する。20代の3人を含む総勢10人の若いチームを率い、登山家精神の次世代への継承を目指す。

 今回のコースは、ネパール北東のナンガマリ2峰(6209メートル)からナンガマリ1峰(6547メートル)へ、成功すれば世界初となる縦走。2峰は人類未踏だ。「自分たちで考え判断する『探検的ヒマラヤ登山』を若手とともにし、技術やノウハウを継承したい」と語る。

 重広さんは1977年にK2(8611メートル)に南東稜(りょう)ルートで日本人初登頂。80年にはエベレストに世界で初めて北壁ルートで登頂するなど数々の実績を持つ。年齢などを考慮し、ヒマラヤからは95年のマカルー(8463メートル)登頂を最後に足が遠のいた。

 今年で日本隊によるマナスル(8163メートル)初登頂から60年。「エベレストもツアーなら誰でも登れるが、より高く、より厳しいルートから頂上に到達するというアルピニズムの精神に立ち返る時では」と重広さん。

 9人の登山隊員は公募で集まった。学生や医者、元サラリーマンなど経歴はさまざまだ。重広さんの指導で、先人らが残した登山報告書などを頼りにルートや食料、装備の計画を練ってきた。

 「隊員たちが高い目標へと夢を持てるきっかけにしたい。苦労して成果が出れば、何度でも挑戦でき、技術の向上も図れる」と若手の成長に期待する。「山は常に違った姿を見せる。21年たったヒマラヤをもう一度この目で見たい」

社会の最新
もっと見る

天気(8月22日)

  • 32℃
  • ---℃
  • 30%

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 34℃
  • ---℃
  • 20%

  • 34℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ