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「完走タイムリミット」のビブスを着た神内さん。当日は目印となる黄色の風船を身につける=小野市内
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「完走タイムリミット」のビブスを着た神内さん。当日は目印となる黄色の風船を身につける=小野市内
神戸新聞NEXT
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 20日の「第6回神戸マラソン」(神戸新聞社など共催)で、「完走タイムリミットランナー」が初登場する。毎年、制限時間に間に合わないランナーがいることから、30キロ地点から女性2人が合流し、「ぎりぎり間に合うペース」で伴走してゴールに導く。(上田勇紀)

 クオーター(10・6キロ)が廃止され、定員2万人のフルマラソン(42・195キロ)となった今大会はウエーブスタート(時間差スタート)を導入。ランナーは午前9時の第1ウエーブと、午前9時15分の第2ウエーブに分かれてスタートする。

 ただ、コース内に十ある関門の閉鎖時刻は、第1、第2ウエーブとも同じ。午後4時には、神戸・ポートアイランドのフィニッシュ地点が閉鎖される。

 混雑が緩和され走りやすくなる利点もあるが、第2ウエーブのランナーの中には、15分の遅れが完走の可否を左右する人も出そうだ。そこで従来のペースセッター21人に加え、完走タイムリミットランナー2人を午後1時50分ごろ、30キロ地点から加えることにした。

 重責を担うのは主婦神内(じんない)純子さん(36)と、会社員安楽(あんらく)寛子さん(36)=いずれも小野市在住。2人は幼なじみで、陸上経験がある。

 神内さんは近畿中学駅伝で区間賞を取るなど活躍。須磨女子高校(現須磨学園高校)でも陸上に励んだ。卒業後は走ることから遠ざかったが、昨年末、知人に誘われて大役を引き受けた。今年4月からは、幼稚園に次男を送り届けてから毎日約1時間のランニングを続ける。

 「陸上を始めた中学時代に戻ったよう。ペースを守るのが難しいけど、走る楽しさを伝えられたらいい」

 1万7621人が出走した第5回大会のフル完走率は96・9%で、541人は完走できなかった。マラソン実行委員会事務局は「完走者を1人でも増やしたい」としている。

【神戸マラソンのペースセッター】

西脇工業、須磨学園、報徳学園など陸上強豪高校出身者が歴代務める。目標タイム「3時間」から「5時間30分」の7区分に加え、今回「完走」を新設。タイムなどを記したビブスを着用し、風船を付けて走る。

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