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実証実験の成果について説明する伊藤省吾・兵庫県立大大学院准教授=22日午前、姫路市南駅前町(撮影・山崎 竜)
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実証実験の成果について説明する伊藤省吾・兵庫県立大大学院准教授=22日午前、姫路市南駅前町(撮影・山崎 竜)
実証実験に使ったペロブスカイト太陽電池(黒い部分)。光を当てれば発電する
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実証実験に使ったペロブスカイト太陽電池(黒い部分)。光を当てれば発電する

 兵庫県立大大学院工学研究科の研究チームは22日、次世代の薄型太陽電池として注目される「ペロブスカイト太陽電池」について、弱点とされていた熱の耐久性を大幅に上げる研究成果を発表した。

 この太陽電池は鉱石の結晶構造を利用。現在、メガソーラーや住宅用ソーラーパネルで使われる「結晶シリコン太陽電池」よりも製造が簡単でコストも低く、薄いシート状で利用できることから応用性が高いとされる。次世代の太陽電池として、世界中の研究者が実用化に向け、しのぎを削っている。

 県立大の伊藤省吾准教授らが東京大教授などと共同研究。ペロブスカイト太陽電池が熱で劣化する要因を取り除き、実験を重ねた結果、100度の熱を加えても2600時間の耐久性を世界で初めて実証したという。

 同日、姫路市内で会見した伊藤准教授は「熱と水への弱さが最大の難点だったが、ハードルの一つを超える成果。原子力の発電コストを大幅に下回る発電技術として、実用化が視野に入ってきた」と話した。(木村信行)

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