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 赤字を抱える神戸電鉄粟生(あお)線(鈴蘭台-粟生)について、兵庫県と沿線3市(神戸、三木、小野)は26日までに、無利子融資や収入補てんを柱とする現行の公的支援を本年度で終える方針を固めた。2012年度から5年間の計画で神鉄側に無利子で計40億円を貸し付けるなどし、神鉄の路線全体として経常黒字化を達成したため延長しないこととした。ただ来年度以降も、車両更新などへの支援は行う見通し。

 支援は、毎年10億円超の赤字だった粟生線の廃止を回避するために開始。無利子融資のほか、一定以上の減収時に三木、小野市が最大計1億円を収入補てんする仕組みも設けた。

 現在も粟生線単体では依然赤字だが、12~15年度は4年連続で鉄道事業の経常損益が黒字を達成。神鉄側の経費節減もあり、15年度は公的支援の効果を差し引いても1億5800万円の黒字を確保した。

 一方、沿線人口の減少や投資抑制による設備の老朽化など厳しい環境は続いており、来年度も利用促進策や国制度を活用した設備補助は継続する方針。特に老朽車両の更新に対する支援策について、予算編成に間に合う形で関係自治体による協議を急ぐ。(黒田勝俊)

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