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環境省から大臣表彰を受けるJR西日本の吉江則彦副社長(右)=東京都内(JR西日本提供)
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環境省から大臣表彰を受けるJR西日本の吉江則彦副社長(右)=東京都内(JR西日本提供)
列車のブレーキで生じる電力を変換する装置。イラストでも表示している=JR摩耶駅
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列車のブレーキで生じる電力を変換する装置。イラストでも表示している=JR摩耶駅

 JR西日本が神戸線の灘-六甲道駅間に省電力の駅として昨年3月に開業した摩耶駅(神戸市灘区)での取り組みが、本年度の地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞した。列車のブレーキで発生する電力を駅舎用に変換するシステムを導入。太陽光発電などで同規模の駅より消費電力を50%以上カットしたことなどが評価された。(小西博美)

 表彰は環境省が毎年、地球温暖化防止に功績のあった個人や団体に贈る。JR西は省エネや、温室効果ガスの排出を低減する技術を先駆的に取り入れたとして「対策技術先進導入部門」で選ばれた。

 摩耶駅に設置したのは、列車のブレーキで発生する電力を「直流」から「交流」に変換する装置。「直流」では、近くを通る列車にしか転用できなかったが、「交流」に変換することで、駅舎の照明に使えるようになった。省エネ効果は1日約100キロワットアワーで、一般家庭の10世帯分に当たる。

 さらに、駅舎の屋根には太陽光パネル176枚を設置。照明は発光ダイオード(LED)を採用してセンサーで自動制御する。改札内のベンチには六甲山系の間伐材を使用するなど「環境にやさしい」メニューを多く盛り込んだ。

 これらの技術を担当した鉄道本部技術開発部の瀧浪秀元次長は「六甲山系の間伐材を使うなど地域との共生が実現できたのもよかった。これを励みに、他の駅にも取り組みを広げていきたい」と話している。

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