社会社会shakai

  • 印刷
姫路市立動物園で飼育されている2羽のハリスホーク。鷹狩りを訓練する幼鳥を新たに購入する=姫路市本町
拡大
姫路市立動物園で飼育されている2羽のハリスホーク。鷹狩りを訓練する幼鳥を新たに購入する=姫路市本町
鷹匠の技を披露するイベントで、姫路城内を舞うシロオオタカ=2012年11月、姫路市本町
拡大
鷹匠の技を披露するイベントで、姫路城内を舞うシロオオタカ=2012年11月、姫路市本町

 戦国大名らが好んだ鷹(たか)狩りを再現し、世界文化遺産・国宝姫路城の名物にしようと、兵庫県姫路市は2017年度、タカ1羽を購入する。池田輝政ら歴代城主もたしなんだという史実にちなみ、市立動物園の職員がタカを訓練する鷹匠(たかじょう)の「放鷹(ほうよう)術」を習得。来年1月には「鷹と姫路」をテーマにフォーラム開催を計画する。市は「優雅に空を舞うタカを観光の目玉に」と期待を寄せる。(金 旻革)

 市などによると、鷹狩りは江戸時代、権威の象徴として、徳川御三家などの大名家のみに許された。姫路城主池田輝政には2人の鷹匠が仕えたとする記述が古文書にあり、歴代城主が鷹狩りを楽しんでいたとみられる。

 城周辺には、タカを狩猟用に育て訓練した鷹匠らの居住エリアがあったとみられ、今も城の西側に「鷹匠町」の地名が残る。

 中型のハリスホーク(和名・モモアカノスリ)を購入する。人に懐きやすく調教しやすい種類といい、市立動物園が1、2歳の幼鳥を飼育し訓練する。

 同園の職員は放鷹術を受け継ぐ団体などで技術を学び、研究を重ねる。将来は姫路城三の丸広場などでの実演を検討している。

 同園の河野光彦飼育担当係長(50)は「タカを飛ばす技術があれば、保護した野鳥を自然に帰す際にも役立つ」とし、「タカが舞う姿から生態に関心を持ってほしい」と話す。

 市は17年度予算案にタカの購入と鷹匠文化を発信するフォーラム開催費として、約312万円を盛り込んだ。

社会の最新
もっと見る

天気(6月23日)

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 32℃
  • ---℃
  • 0%

  • 32℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ