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桜の紋を配した瓦が印象的な桜井神社。桜の絵入りの絵馬も人気=尼崎市南城内
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桜の紋を配した瓦が印象的な桜井神社。桜の絵入りの絵馬も人気=尼崎市南城内
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 兵庫県尼崎市南城内の尼崎城跡に立つ桜井神社が、アイドルグループ「嵐」の桜井翔さんの聖地として知られるようになった。社名が重なることからファンがたくさん訪れ、絵馬に桜井さんとの出会いを願う人も。春には桜の花も咲き誇り、ますます多くの参拝者でにぎわいそうだ。

 神社の建立は1882(明治15)年。江戸時代、尼崎藩を治めた桜井松平家の家臣が「代々の殿様をあがめたい」と16代当主・忠興(ただおき)に懇願し、現在の国道43号近くに神社を建てた。祭るのは、初代・信定(のぶさだ)から忠興までの歴代当主たち。その後、1961(昭和36)年、現在の場所に移った。

 神社には尼崎城に関する資料も多く残る。信定が着用したよろいや、城の間取り図など。約60点を市内の尼信会館に預け、展示している。

 一方、拝殿の前には12代当主・忠告(ただつぐ)の俳句が刻まれた碑や、天守閣の棟瓦などが並ぶ。文学に秀でた忠告にあやかり、近藤泰教(やすみち)名誉宮司(73)がユニークな参り方を参拝者に教えてきた。絵馬に願いを書き、本殿で祈願。句碑をなでた後、社殿から続くれんが道を左回りに絵馬掛場まで歩く。「忠告は芸能や学問の神様です」

 芸能の神様が思わぬ“桜井ブーム”を呼んだ。近藤さんが願い事の書かれた絵馬を指さした。

 「嵐の桜井君と会えますように」

 「嵐のコンサートが当たりますように♪」

 中には中国人や韓国人も多いという。近藤宮司は「“桜”が結んだ縁です。これを機に訪れた皆さんに神社や尼崎城の歴史をお伝えしたい」と話していた。

 同神社TEL06・6401・6643

(山脇未菜美)

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