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町内11カ所に設置されたFMの送信アンテナ=兵庫県香美町香住区香住、香美町本庁舎
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町内11カ所に設置されたFMの送信アンテナ=兵庫県香美町香住区香住、香美町本庁舎

 兵庫県香美町が進めてきたAMラジオの難聴対策事業がこのほど完了した。総務省によると、FMギャップフィラー(極微小電力局)方式による全国初の事業。20日から、同町のほぼ全域で、NHK第1とラジオ関西をFM波で聴けるようになる。

 同町は山間部が多いため、大半のエリアでAMラジオの聴取が困難だった。日本海に面した地域でも、海外の電波が混信しやすい状況が続いている。

 東日本大震災などを機に、同町は防災面からも対策が必要と判断。難聴解消支援を進める総務省にギャップフィラー事業の補助を申請し、3月13日に免許が交付された。

 同方式は、AM波の受信状況が良好な隣の豊岡市内に受信局を設け、FM波に変換。既設のイントラネットを通じ、町内の公共施設11カ所の中継局から再度送信することで、各地域でラジオが聴けるようになる仕組み。同町によると、町内の9割以上の家庭で2局の聴取が可能になる。周波数はNHK第1が76・2メガヘルツ、ラジオ関西が77・8メガヘルツ。

 総事業費は1億3500万円で、国の補助は7243万円。残りは地方債と一般財源を充てた。

 20日午前9時半から、同町村岡区の村岡体育館で中継局の開局を祝う式典を開く。ラジオ関西の人気番組「谷五郎のこころにきくラジオ」の公開生放送や抽選会がある。入場無料。同町企画課TEL0796・36・1962

(黒川裕生)

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