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 東映やくざ映画や「十津川警部」シリーズなどテレビドラマで活躍した俳優の渡瀬恒彦(わたせ・つねひこ)さんが14日午後11時18分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。72歳。兵庫県淡路市出身。葬儀・告別式は親族のみで行う。喪主は妻い保(いほ)さん。

 淡路で育ち、三田学園中・高校で学んだ。広告会社勤務を経て東映に入社。1970年に映画「殺し屋人別帳」で主役としてデビュー後、「仁義なき戦い」など東映やくざ映画で血気盛んな若者を演じ、一躍スターとなった。

 78年には「事件」「皇帝のいない八月」「赤穂城断絶」で数々の映画賞を受賞し、幅広い役をこなす演技派として評価を高めた。80年、たつの市出身の故前田陽一監督の「神様のくれた赤ん坊」などでキネマ旬報主演男優賞に。80年代は「セーラー服と機関銃」「天城越え」「時代屋の女房」「南極物語」といったヒット作で存在感を発揮した。

 テレビではNHK連続テレビ小説「おしん」で主人公の初恋相手を演じて話題となった。「十津川警部」「タクシードライバーの推理日誌」といった2時間ドラマのシリーズや、連続ドラマ「おみやさん」で主演し、大きな人気を集めた。

 2015年、胆のうに腫瘍が見つかった後も、治療を受けながら精力的に仕事を続け、4月スタートのテレビ朝日系(=ABC)ドラマ「警視庁捜査一課9係 season12」にも出演予定だった。

 2月中旬、肺気胸を発症し、入院治療していたが、3月になって敗血症を併発したという。

 俳優の渡哲也さんは兄。俳優の故大原麗子さんと73年に結婚し、その後離婚した。

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