社会社会shakai

  • 印刷
記事について意見を交わす3人の委員=神戸新聞社(撮影・吉田敦史)
拡大
記事について意見を交わす3人の委員=神戸新聞社(撮影・吉田敦史)

 神戸新聞の「読者と報道」委員会2017年第1回会議が15日、神戸ハーバーランドの本社であり、委員3人が阪神・淡路大震災22年の報道や、昨年春から続く年間企画「遙(はる)かな海路(かいろ) 巨大商社・鈴木商店が残したもの」などについて意見を交わした。

 委員は弁護士の笹野哲郎さん、昭和精機会長の藤浪芳子さん、関西学院大先端社会研究所長の奥野卓司さん。

 震災報道では、奥野さんが「被災経験のない大学生は興味を持てないのが現実」と工夫を求めた。笹野さんは「驚きを届ける新規性と、防災のために伝え続ける継続性。報道にはバランスが必要。小さな地域ごとに防災の課題を取材するなど、実態に突っ込めば興味深くなる」とした。

 藤浪さんは「福祉避難所などの課題があぶり出された。自治体の業務継続計画策定が進まぬ問題に触れた社説が印象的だった。被災企業向け支援策は今も十分でない。被災地から制度を変える提言をしてほしい」と求めた。

 神戸で創業し、日本最大の総合商社として隆盛を誇った鈴木商店の軌跡をたどる年間企画については、藤浪さんは「神戸が日本の夜明けに果たした役割に誇りを持てた。神戸経済が停滞する今、歴史に学ぶことは大きい。ビジネスに必要な教訓が毎回提示されている」と評価した。

 奥野さんは「書籍化の際は記事をまとめるだけでなく、全国に発信できるような内容で編集してほしい」と要望した。(小林伸哉)

社会の最新
もっと見る

天気(3月26日)

  • 11℃
  • 7℃
  • 50%

  • 10℃
  • 2℃
  • 50%

  • 12℃
  • 7℃
  • 60%

  • 11℃
  • 5℃
  • 60%

お知らせ