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慰霊碑に献花し手を合わせる遺族=17日午後、神戸市兵庫区今出在家町4、薬仙寺(撮影・後藤亮平)
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慰霊碑に献花し手を合わせる遺族=17日午後、神戸市兵庫区今出在家町4、薬仙寺(撮影・後藤亮平)

 太平洋戦争時の神戸空襲犠牲者を悼む合同慰霊祭が17日、神戸市兵庫区の薬仙寺で営まれた。終戦直前まで何度も無差別攻撃が繰り返され、犠牲者は合計8千人超と伝わる。神戸の西半分が壊滅した1945(昭和20)年3月17日の空襲から72年。遺族ら約110人が参列し、恒久平和を願って静かに手を合わせた。

 市民団体「神戸空襲を記録する会」が毎年開いている。

 法要の後、同年6月5日の空襲に遭遇した横井和子さん(86)=同市中央区=が体験を語った。焼夷(しょうい)弾が降り注ぐ街を、遺体につまずきながら逃げ惑い、知人の叫び声が聞こえても見捨てるしかなかった壮絶な状況を説明。「平和ほど尊いものはないんです」とかみしめるように話した。

 母親の空襲体験を娘がまとめた紙芝居の上演や、平和を歌うコーラスのステージもあった。(上杉順子)

【神戸空襲】 太平洋戦争末期、神戸とその周辺で幾度も繰り返された米軍による無差別爆撃。1945年2月4日の攻撃を皮切りに、3月17日、5月11日、6月5日の3度の大空襲で神戸市全域が焦土と化した。

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