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 兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」に勤務する複数の保育士が、神戸新聞の取材に同園の実態を証言した。

 「子どもに愛される保育士を夢見ていた。今は後悔しかありません」。同園に勤務して数年目の保育士は振り返った。

 特につらかったのが食事だったという。魚のフライを切り分け、尾っぽしかもらえない子がいた。バナナ5本を輪切りにし、20人の園児で分けたこともある。「発育に大事な時期。ずっと疑問だったが、指摘できる雰囲気ではなかった」と打ち明けた。

 別の保育士も重い口を開いた。「掃除や洗濯など保育以外の仕事も指示され、学童保育やベビーシッターに無給で駆り出される人も。常に人員不足だった」

 保育士2人で園児約20人の面倒を見て、トイレの世話などをしている間、子どもが鍵を開けて道路に飛び出したこともあった。「いつか取り返しのつかないことが起きないか、常にプレッシャーだった」と語る。

 多忙な勤務実態などで心身が不安定になり、退職する保育士もいたという。「行政の対応が遅すぎないか。こんな認定こども園を二度と出さないでほしい」と訴えた。

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