社会社会shakai

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT
港島自治連合協議会の拠点となっている港島ふれあいセンター=神戸市中央区港島中町2
拡大
港島自治連合協議会の拠点となっている港島ふれあいセンター=神戸市中央区港島中町2

 神戸市が不適切な手続きで、神戸・ポートアイランドの港島自治連合協議会(自連協)の関連団体に多額の補助金を支出していた問題で、神戸新聞社が声を募ったところ、20日までに70件を超える意見が寄せられた。疑惑の徹底解明を求める声のほか、地元住民や元市職員ら関係者の“告発”もあり、問題の根深さが浮き上がった。

 実態のない計画に基づいて補助金が出ていたり、委託料が特例的に増額されていたりしたことに40代女性は「なけなしの給料から市県民税が引かれている。こんなにずさんに一部の団体に大金を支出していたことに驚きと矛盾でいっぱい」と記した。

 匿名の投稿者は「港島の地域団体に市が特に便宜を図っていたのであれば、忙しい中で真面目にボランティア活動をして、きちんと監査を受けている団体への裏切り行為。これを機にうみを出し切って」と求めた。

 港島自連協の男性会長が小中一貫の義務教育学校「港島学園」や中央区役所の運営に過剰に介入したとされることに「市OB有志」と名乗る投稿者は「会長を相手に上手に立ち回る職員が評価されていた」と明かした。

 「子育てで学校と関わってきた」という女性は「(外部から)学園への圧力はたびたびで、先生方が頻繁に異動していた。誰のための学校かと疑問に思いながら子どもを通わせていた」と振り返り、実態の解明を求めた。

 男性会長が代表を務める関係団体に神戸市から合計7千万円以上が支出されていたことに、匿名の投稿者は「市側にもやましいことはないのか。不正があるなら許せない。子どもたちの未来がかかっている」と書いた。

 市は17日、港島自連協関連団体への補助金支出19件中6件で手続き上の不備があったと発表したが、支出額の妥当性には触れなかった。市幹部は、不備は「全て市のミス」とし、団体側からの不当要求や不正請求は「一切なかった」とした。

 匿名の投稿者は「あまりに真摯(しんし)でなく、市民をバカにした態度で失望した。事務手続きのミスではなく、組織ぐるみで便宜を図っているのではないか。今回の一番の問題は、不当な要求に対する市の対応だ」とした。(森本尚樹)

社会の最新
もっと見る

天気(12月11日)

  • 11℃
  • ---℃
  • 20%

  • 7℃
  • ---℃
  • 70%

  • 11℃
  • ---℃
  • 20%

  • 10℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ