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鬼界カルデラの溶岩ドームで確認された亀の甲状の割れ目(神戸大学海洋底探査センター提供)
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 神戸大学海洋底探査センター(神戸市東灘区)は31日、鹿児島県・薩摩半島の南約50キロにある海底火山「鬼界カルデラ」(直径約20キロ)で巨大溶岩ドームを確認した、と発表した。7300年前に九州の縄文文化を壊滅させたといわれる超巨大噴火後も、活発な火山活動を続けていることを示しているという。

 同センター長の巽好幸教授(マグマ学)らが、昨年から進めるプロジェクト。昨年10月の初回調査では、活動的マグマが存在する可能性を示す「熱水プルーム」が見つかっており、今年3月の第2回調査で水中ロボットなどを使い、噴出地点を含むドーム型の地形を調べた。

 ドームは直径約10キロで、高さ600メートルほど。表面ではマグマが冷えて固まった際にできる亀の甲状の割れ目や、火山ガスの湧き出しを確認した。また、ドーム頭頂部で採取した岩石は、7300年前に噴出したマグマと同じ性質を持っていたことも分かった。溶岩ドームのマグマ噴出量は約40立方キロメートルと推定され、カルデラ内に形成されたものとしては世界でも類を見ないという。

 巽教授は「今後、ドームの大きさの変化や、地下にあるマグマだまりの位置、規模などを調べ、将来的な噴火予測につなげたい」としている。(広畑千春)

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