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神戸市役所=神戸市中央区加納町6
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神戸市役所=神戸市中央区加納町6

 神戸市議会の会派「自民党神戸」(解散)が架空の市民意識調査などで政務活動費(政活費)を不正流用していた事件で、政活費をだまし取ったとして、兵庫県警が28日午前、詐欺と虚偽公文書作成・同行使の疑いなどで当時の会派の市議ら数人を書類送検した。捜査関係者らへの取材で分かった。

 送検されたのは、2015年8月に死去した大野一・元市議と現職の市議ら。

 捜査関係者によると、市議らは10~14年度、調査委託費や市政報告の印刷代などとして複数の業者に政活費を支出したとする虚偽の収支報告書を作り、神戸市に返還すべき政活費を詐取した疑いが持たれている。

 大野元市議は架空調査の委託などで窓口を担ったとされ、複数の市議らとともに不正に政活費をプールしていたとみられる。15年4月の神戸市議選の際には「陣中見舞い」などの名目で配っていたという。

 市議ら計15人が県警の調べに計1380万円の受け取りを大筋で認めた上で今年1~3月、公職選挙法に基づく「収支報告書」を修正。県警は同日、15人のうち十数人についても公職選挙法違反の疑いで書類送検した。

 【神戸市議会の政務活動費の不正流用事件】 市議会会派「自民党神戸」(解散)が、架空の領収書を使って、政活費を会派でプールし、陣中見舞いなどとして、2015年1~3月に市議選の立候補者に配っていたとされ、同年6月に神戸新聞の報道で発覚した。同12月、同会派は流用と判断された全額に利息を含めた計約3754万円を返還したが、同市議会などが16年2月までに、収支報告書を巡る公職選挙法違反(虚偽記載)や詐欺容疑などで刑事告発。県警は16年1月に受理した。

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