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 2016年の1年間、兵庫県内の高速道路(自動車専用道路を含む)に立ち入ったとして警察官が歩行者、自転車、ミニバイクを保護した事例は285件に上り、うち歩行者が5割を占めたことが兵庫県警のまとめで分かった。死亡事故はなかったものの、車道への出入り口や高速バス利用者の乗降口から誤って進入するケースが目立ち、県警や高速道路会社は対策を進めるとともにドライバーにも注意を促している。

 高速道路への歩行者らの立ち入りは法律で禁じられている。県警によると、高速道路上の歩行者の保護は前年比32件増の144件で、65歳以上の高齢者は80件と全体の56%を占めた。認知症や飲酒などが原因で迷い込むほか、車内でけんかをして置き去りにされた人もいるという。

 路線別では、第二神明68件▽中国自動車道30件▽神戸淡路鳴門自動車道30件▽姫路バイパス26件▽阪神高速湾岸線21件▽山陽自動車道15件-など。

 高速道路上に人や自転車、ミニバイクが違法に立ち入る事例は県外でも多発している。西日本高速道路会社によると、15年に1366件が発生。原因別では「道路間違い・誤進入」が576件、「認知症の疑い・飲酒等」が159件、「不明」が430件だった。

 同社は車道の出入り口に立ち入り禁止の看板を設けるなど誤進入対策を進めているが、認知症の高齢者らには効果がないとして、料金所の一部に新たなシステムを試験的に導入。本線に向かう歩行者らがいれば検知装置が作動して異常を知らせるという。同社は「高速で走る車両に人がぶつかれば命に関わる事故になる。より効果的な対策を考えたい」としている。(石川 翠)

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