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開港150年を歌詞に盛り込んだ曲に合わせ、サンバの練習に励む工藤めぐみさん(手前左)とメンバーら=神戸市内(撮影・大森 武)
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開港150年を歌詞に盛り込んだ曲に合わせ、サンバの練習に励む工藤めぐみさん(手前左)とメンバーら=神戸市内(撮影・大森 武)

 神戸まつり(神戸新聞社など後援)常連のサンバチーム「フェジョン・プレット」は今年、開港150年をテーマにしたオリジナル曲で踊る。開港の喜び、災害から幾度も立ち上がった歴史を皆で歌詞に織り込んだ。筆頭ダンサーは、昨年のリオ五輪開閉会式に出演した工藤めぐみさん(31)。「作詞を通じて、あらためて神戸ってすごいと思った」。誇りを胸に21日、フラワーロードで華麗にステップを踏む。(上杉順子)

 神戸市出身の工藤さんは9歳の時にサンバを始め、19歳から本場に憧れてブラジルと神戸を行き来するようになった。リオのカーニバルでは人気チームの花形ダンサーに抜てきされ、チームの優勝にも貢献した。

 「フェジョン」は毎年、世相などを踏まえてテーマを決める。今年は「開港150年」で即決。神戸港は1908(明治41)年、日本人最初のブラジル移民を乗せた「笠戸丸」が出航した地でもある。日系ブラジル人の協力も仰ぎ、工藤さんら約10人が何度も話し合い、歌詞を練った。

     ◆

 陽気なリズムに乗り、まずは開港当日の様子から。

 黒い影 異国の船

 汽笛響かせ来た

 歓迎の祝砲轟き

 神戸の港はカルナバル

 西洋文化の流入に湧く街を描いた後は、阪神大水害や神戸空襲、阪神・淡路大震災に触れる。移民のたくましさもたたえた。

 神の名を持つこの街も

 神様探したこともある

 川があふれ大水害

 空襲の赤い炎

 震災を忘れずに

 ブラジル移住の魂よ

 胸に刻み 誇り高くあれ

 最後は郷土愛を歌う。

 いつまでも これからも

 愛する神戸

     ◆

 「いろんなことを乗り越えて150年目があると学んだ。サンバを通して街の素晴らしさを伝えられて幸せ」と工藤さん。同チームは最終日の21日、「おまつりパレード」と「サンバストリート」に出演。ダンサーと楽隊計約70人、全国から集まるサンバ仲間ら総勢160人で舞い踊る。

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