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◆市長不在「影響少ない」

 -市長代理を井上副市長、教育関係は松本教育長に任せる。大きなプロジェクトと強調する中で信を問うと思いも分かるが、トップとナンバー2が不在の状況を一定期間生む。市民に迷惑が掛かる。

 「そういう意見が出てきてしかるべきだ。6月の一月ということ。市議会がある。しかしながら結果論として、例えばごみの民営化は9月市議会でめどが立つ。どちらの方向に動くのか議論される。緑が丘で集合住宅を実際に進めるのは年内から年度内で大詰めを迎える。三木サービスエリア北側の大型集客施設やスマートインターチェンジを進めるのが年末から年度末。結果的に、6月に私がいないのは迷惑を掛けるが、議会が年4回ある中で、補正(予算)も少ない。影響が1番少ない会議に結果としてなるのではないか。1番影響が少ない期間だと思うが、空白期間をおくのは批判を受けてもやむを得ない」

 -決断したのは直前か。

 「直前も直前。ゴールデンウイークを明けてから。血税の切り口から言うと、知事選と一緒。県税であろうが市税であろうが血税だが、市税だけで言うと、試算をしていないが、計画的にはやっていないので分からないが、三木市長選の単体でやるのに比べると半額以下とかで執行できるのではないかと推察している。1月には単独で選挙がある。従って、そういう意味からではないが、私自身は責任の重大さを感じているので、退職金やボーナスを放棄して三木市に極力迷惑を掛けない形にしたいとの思いがある。費用負担の観点からそういう思い。再立候補がいいのかどうかはずっと悩んでいた」

◆タイミング計算は否定

 -選挙の機会を通じて真実を伝えたいのか。

 「記者会見を通じて市民が知る機会はあるが、政治家としての正式な謝罪は多くの市民と接して深く頭を下げてきちんと謝罪をしつつ政策的な話もしたい。市民と1番接する場が選挙。1週間の場を通じて行いたい」

 -唐突なタイミング。ほかの立候補者として急な準備を強いられる、不利な状況でのスタート。当選したら信を得たという認識になるか。

 「私自身も再立候補は直前の直前に決めた。何の準備もしていない。地方自治法で定める50日以内、めいっぱいの期間。ある意味逆に、きょう立候補表明する方が、その中でフェアな戦いができると考えている。逆に後から、立候補する気持ちなのに、後から立候補で手を挙げる後出しじゃんけんの方が姑息(こそく)な戦い方だと思う」

 -来年1月に市長選を行うと大半の人が思っていたのでは。

 「私自身も1月に向けての準備をしていない。公職選挙法で定める50日の最大限の中で申し上げている。同じ土俵の上に立っていると理解している」

 -1年半にわたり事実を公表せず、残り半年の期間のために出直し選挙。時間感覚が理解しづらい。本当にずっと考えていたのか。このタイミングの説明を聞くと前々から考えていたのかという印象を受けた。

 「そんな逆算して思える状況ではない。ここに書いていることが偽らざる気持ち。去年の間は、自分の思いではなく市としての道しるべを付ける。新年度の体制が固まり、それに向けてのスタートが見え始めてきた。たまたま、知事選まで逆算して先々考えていたわけでは毛頭ない。結果論としてこういう形。だからこそ、唐突のように思われてやむを得ない」

 -隠ぺいしたメールについて、結局問題になって市はメールの流出は問題として県警に告発、市職員4人が書類送検に至った。どう思うか。

 「彼らがどう言われているか存じ上げていない。私どもは被害届を出しているか、どう進展しているか存じ上げていない。その前提で答えると、私自身がこのような二つのうそを1年半つき続けてきた。これに対して行動を起こしたか分からないとの前提だが、こちらの方だけが悪くなくて片方だけが悪いとはならない。進展は分からないが、被害届を出したことについて後悔はしていない。外部流出の疑いがあったので行った。(勇気を持った)行為ならば私自身もうそをついてきたことを認めるので、彼らだけを一方的に攻められない。どういう意味で行ったかは分からない上での答弁」

◆来年1月も「続けたい」

 -1年半たち、なぜ今明るみに出すのか。市政を止めないことを優先した。悩んできたというが、再出馬するのも市政を投げるのは適当ではないというのは、1年前でも同じことができたのでは。

 「もっと前の表明であれば辞職はしなくて良かった。結果として真相を告げるのが遅かった。もっと早い時期であれば謝罪なり減給処分で良かったかもしれない。今けじめを付けるなら、辞職しかないという結論に達した。1年半いきすぎた中でなぜ今なのか。端的に言うなら口にチャックで黙ったまま1月の主要施策を進めたなら、開き直っているわけではないが、やろうと思えばできたが自分の矜持が許せない。無党派で当選し市民第一、主役でやってきたので原点に戻すなら、今しかないという思い。なかなか理解してもらえないが、悩んだ結果、今回の結論に至った。今しかない」

 -来年1月の市長選にも立候補するのか。

 「まず7月2日か分からないが、こういう真実を吐露した中で選挙戦を展開する。非常に強い逆境の風を受けた中での選挙。当選を前提にした1月どうするかというのはかえって有権者に失礼。1月を意識して、時期ではなくて施策を推進していく責任は、信を得た場合はあると考えている」

 -昨年12月に議会で市長選に出ると言ったと理解するが、それは撤回せずに、1月に出る意向は変わらないか。

 「基本的にはあの問題について黒白をどうするかという意味で述べた。正式な立候補表明ではない。いずれにしろ強い思いがあるから今回の告白であり、本来ならどの面下げて出られるのというのがあるが、再立候補に踏み切った。12月の思いと今の思いは変わっていない。当然1月も続けたい思いはあるが、まずは7月の審判を受けた上で判断しないといけない。非常に厳しい選挙になる。その気持ちは十二分にあるからその流れで来ている。悩みに悩んで再立候補に至った」

◆市長倫理審「開くべきだった」

 -「市民のお知らせ」と市長の倫理審査会を求める署名に対する判断は市長が行ったのか。

 「12月21日に関連部長が集まったが、最終決定は私の判断。(市長の)倫理(審査会)を求める署名を受け付けないとする返事の判断を最終的にしたのは私。決裁区分があるので名前は企画管理部長名とあるが、判断をしたのは私」

 -市長の倫理審査会は開くべきだったかと考えているのか。

 「二つの虚偽を倫理審査会の署名有志の皆さんは表につまびらかに出したい、一つの趣旨があったかと思う。そういう意味では、疑いをその時点では真相、きょうになって初めて言う。疑いが本来存在したことになり、受け付けて本来ならば開催すべきであったと現時点では考えている。この時点で記憶の範囲内ですべての真相を告白している以上、倫理審査会を求める疑いは消えている。市長がフェードアウトしている。倫理審査会を求める趣旨は結果論としては現時点をもって消えた。それは私の勝手な言い分。署名をした皆さんは熱い思いで4カ月も一生懸命やられている。1900人の思いがおあり、当然のことだと思う」

 「長時間にわたり私の一方的な思いを述べた。まだ消化不良的なものが残ると思うが、胸中を去来する思いを文章でしたためた。市民に対して何度も繰り返すが、トップの問題。三木市の名誉と信用をトップ自らが傷つけたことに対しておわびを申し上げる。いろんな場で市民と会う中で頭を下げ、おわびを申し上げると共に、前を向いて進んでいかなければならないので、市民の厳しい審判を受ける中で次にどうなっていくのか委ねないといけない」

 「そういう意味で来年1月に選挙、近い中に2度とご迷惑を掛ける。将来の三木を決める上でも重要な位置付けを持つ。偉そうなことを言える立場ではないが、適切な将来を見据えたご判断をたまわりたい。今はただただ謝りたい。市民におわびを申し上げたい。本当に申し訳ございませんでした」

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