社会社会shakai

  • 印刷

◆部長ら3人 議会でうそ

 -2次会の出席は11人、市の関係は9人。「(利害関係者の参加を)知らされていない」と、議会の場でうそをつくことになったのは何人か。

 「議会の場では3人。1人はやめて退任した私人。申し訳ない。現在の役職名は教育長と理事兼豊かなくらし部長。たまたま議員がその方を指名した。非常に困惑しながら、ぼそぼそとおっしゃった記憶。名指しでたまたま指名されたので答えざるを得なかった」

 -虚偽の陳述に当たるのか。

 「当たる。彼らが好んで、口裏を合わせて言ったのではなく、唐突に当てられた。困惑しながら、答えていた。1日前の私自身の虚偽答弁をベースに答えざるを得なかったと推察。彼らに迷惑を掛けたと思っている」

 -広報別冊に「(部長らは利害関係者の参加を)知らされておらず」とあるが、全員知っていたのか。

 「最終的に全員までかどうか分からないが全員に近い形だと思う。メールの確認まではしていないが、全員だと受け止めてもらって結構だ。市長と副市長は当然知っていた。部長もメールで知らされて開いていたという形。『知らされておらず』というのは虚偽」

 「倫理審査会では、メールを知っていたかどうかは次元が別。知っていたから倫理違反とかではなく、利害関係者と飲食をした実態の問題で本来議論すべきところだった。違うところの議論から結果としては問題が余計に大きくなって尾を引いてしまった。それを招いたのは12月8日の記者会見が発端になっている。自分の責任がすべてだと思う」

◆部長の処分「寛容に」

 -議長に辞表を出したのはいつか。

 「閉会後に辞任届を提出した」

 -部長に対してさかのぼって処分はあるのか。

 「真相を告白した。これを受けて今後どうしていくのか。まさしく結果論ではあるが、私が追い込んだとはいいながら、部長という上席が議会の場で虚偽の陳述、報告をした。いわゆる内部規律罰としてどのように対応するか。私自身が今の段階で辞任届を出している。いつ辞任かは分からないが、辞表を出した私が、部長に処分的なものをするかどうか今答える立場にはない」

 「私が原因でそれに合わせざるを得なかった。後ろ向きではなくて、三木市がどう進展していくのが主。次の市長がどう判断するのかによるが、処分、処分、処分…とネガティブなものではないように臨んでいただけたら。悪いのは私。原因者が私。寛容な対応を取っていただければという個人的な思い。あくまで市長としての立場の見解ではない。いろんな一般市民の目から見られて、部長という要職がどうかという判断が出てくる可能性もある」

 -仮に当選した場合、自身の処分は。

 「今回厳しい選挙になると思っている。勝って帰ってこられるかどうか分からない、非常に難しいものと思っている。自分自身が勝って戻ってきたときの仮定の議論は答えにくい。今の私の正直な心境として、市民目線を欠いたことは非常に申し訳ない」

 「しかし、私が倫理規定をよう知っておいて彼らを誘わなければこんなことになっていない。そのようないきさつで、部長を救いたいという思いが自己保身という形に移っている。彼らなりに苦しみ、悩み抜いた1年半ではなかったのかと思う。仮に当選して帰ってきたら、私とすれば市民に事情をきちんと話をして、前向きな処分で市民にお許したまわりたい。ハードルの高い仮定での話で参考まで聞いてほしい」

◆組織ぐるみの隠ぺい否定

 -市幹部がうそを答えると、組織ぐるみで隠ぺいしていると見られる。

 「12月の市会答弁の時に、部長に『このように答えろ』とか言う暇もなかった。彼ら自身には、私は言っていない。言っていればここに書いてしまう。すべて吐露する。彼らが困惑の中で、ぼそぼそと答えた。彼ら自身の判断の中で、やむなく答えた。それが組織ぐるみの隠ぺいと受け止められてもやむを得ないが、組織ぐるみで『言いなさいよ』という意味の隠ぺいではない。結果論として個々の判断、3人がなってきた」

 -仕事の話はしていない。利益提供もない。なかなかないと思うが、便宜供与などは本当になかったのか。

 「それはない。やっていれば大きな問題。親睦を深めた、酒を飲んでカラオケをしたことに尽きる。仕事の話をしたり、情報を漏らしたりは一切していない。していれば、ここで最初にまず言うて謝らないといけないことだと思う。疑問に感じられることは分かるが、それは一切ございません」

 -民間2人を誘った経緯は市長と秘書で決めたのか。

 「1週間前に、2人の民間人の1人と違う意味の懇親会で会った中で、今まで場所が決まっていなかったので同じ場所でやろうと決まった。もともと11月18日に幹部の慰労会をしようとあった。1次会の場所は決まっていたが、2次会は流れ解散で行く場。場所が決まっていない中で、1週間前の別の会合で決まった場所で2次会をやろうと決まったので『秘書課に伝えておいてね』と言った」

◆辞職「1人で判断」

 -北井副市長は部長にどのように指示をしたか。

 「北井と他の部長のやりとりは直接。(メールを)実際に消されたかどうかの確認は行っていない。この段階では。実際にメールが消えているかどうかの確認は全くしていないことではなくて、年が明けて1月以降、新聞記者がメールを持ってきた時があった。取材で。その時に消えてしまったメールが、完全に消えているかどうかを職員倫理審査会を開く直前だったので、担当の副市長がメールについての確認をし、その報告は私が受けている。1カ月後の話」

 「(消したとの)報告までは受けていない。メールが実際にどこまで消えていたのかどうかの確認をしたのは1月中旬の話。12月4日の段階は深く考えていない。メールがどこからか出てきたか、消えているのか確認したのは1月、記者がメールを持ってこられた後の行為」

 -結果的にはメールを消すようにという指示は部長に伝わっているのか。北井副市長から指示があって、複数の部長が消していたことには間違いないのか。

 「全員消したかどうかは分からないが複数が消したのは間違いない。人数は分からない」

 -今回の辞任表明について誰かに相談したか。

 「これの関係での相談は一人の判断で行った。自分の胸の中でつかえていたものをどうやって最終的に、自分として悔いのない形でしていくのかに対する判断は己自身で行った」

◆選挙2回「丁寧な進め方」

 -県選挙管理委員会に確認したところ、仮に当選した場合でも来年1月にも市長選をしなければならない。公選法にある。市長選を1年に2回する。市民の混乱を招く。本来なら来年1月の選挙だけであったのをもう1回行うことになる。

 「自分自身も(任期が)あと7、8カ月、1年を切っている中での選挙。やはり自分としては、ごみの民営化、緑が丘のまちの再生、大型集客施設もそう。大きな事業が進んでしまう前に、きっちりとご説明、真相を明らかにするのが政治家としての本当の進め方と判断している。そのことによって、年に2回もしないといけないのかとの市民からのご批判もやぶさかではないが、それぐらいに今やろうとしている事業は大きなものがある。それを黙ったまま、1月を迎えることができない」

 「薮本のわがままと映るかもしれないが政治家としての矜持(きょうじ)。人間薮本、政治家薮本に対する審判もさることながら、市民が関心を持つ三つの事業、いろいろ審判をたまわる。進んでいってしまった後の1月ではなく。リーダーが変わるかもしれない。半分以上の確率である。そういう意味では、今きちんとした形で、ご迷惑をおかけするが、知事選と合わせた形で、二度手間ではあるが、今審判を仰ぐのが、逆に政治家として市民を向いた形の、丁寧な進め方に結果としてなるのではないか。私個人に対しての評価、施策といったときに今ひとつの審判を仰ぐのは三木市とすれば、結果論では知事選があるからではあるが、タイミングではないか」

 -市長の辞表は議会は判断していない。提出した段階。北井副市長も同様に本日提出したが辞職したことになるのか。

 「受理はしたが、辞職はしていない。副市長の判断は任命権者の私。私が辞任する時期と、基本的には合わせて承認したい。今は受け取った段階。まだ私自身が議会の承認をいただいていないので、今の時点では承認と辞職の時期と合わせていく。北井の担当してきた仕事も結構あるので、市政への影響は最小限に抑えたい」

社会の最新
もっと見る

天気(5月30日)

  • 28℃
  • 21℃
  • 10%

  • 34℃
  • 15℃
  • 10%

  • 32℃
  • 20℃
  • 0%

  • 33℃
  • 19℃
  • 0%

お知らせ