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 兵庫県立高校の女性校長が勤務中に複数の教員らを宗教施設に誘っていたことが17日、県教育委員会などへの取材で分かった。県教委は「校長の地位を利用した宗教勧誘と受け取られかねない行為」として、女性校長を口頭で厳重注意した。

 県教委によると、昨年夏ごろから今年3月ごろまでの間、教員ら8人に対し、当時勤務していた高校の校長室などで「今後いろいろと役に立つから」などと申し向け、自らが信仰する宗教の施設に誘った。うち4人が女性校長とともに同施設を訪れたという。女性校長は「声を掛けた人数は覚えていない」と話す。

 今年3月、県教委に情報提供があり発覚。県教委は4月、女性校長を厳重注意した。女性校長は、神戸新聞社の取材に「入信させる目的で声を掛けたのではなく、本人が変わるきっかけになると思った。配慮が足りなかった」と話した。

 教育基本法は国公立学校における宗教的活動を禁じているが、県教委は「教育活動の一環ではなく、校長個人による教職員を対象にした行為。同法には抵触していない」としている。(井上 駿)

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