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 運送大手ヤマト運輸の西宮柳本センター(兵庫県西宮市)で、パート従業員の40代男性の勤務時間を短く改ざんした「裏タイムカード」が作成され、賃金の未払いがあったとして、西宮労働基準監督署が同社西宮支店に是正勧告していたことが25日、関係者への取材で分かった。

 ヤマト運輸では、インターネット通信販売の拡大で長時間労働が慢性化し、グループの約4万7千人の残業代未払いも発覚しており、適正な労務管理が改めて求められそうだ。

 男性の代理人弁護士によると、同センターでは従業員自身が出退勤の時間をタイムカードに記録。しかし、昨年夏から冬の数カ月間、男性の出勤日の一部が欠勤にされたり、実際より短い勤務時間にされたりした別のタイムカードが勝手に作られ、給料の算定に用いられた。未払い賃金は少なくとも60万円以上という。勧告は今月12日付。

 男性が今年3月、同労基署に相談。配送車の乗務前に行うアルコールチェックや業務用携帯端末の記録時間と、カードの内容に矛盾があり、不正が判明したとみられる。

 男性は取材に「労働時間と比べ給料が少なくおかしいと思った。タイムカードの改ざんを知った時は、頭が真っ白になった」と話している。ヤマト運輸広報戦略部は「勧告を真摯(しんし)に受け止め、職場環境の整備に全社を挙げて取り組む」とコメント。西宮労基署は「個別の案件については答えられない」としている。

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