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小学1年生「こくご(上)」(光村図書)に記されている「句点」の書き順
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小学1年生「こくご(上)」(光村図書)に記されている「句点」の書き順
小学1年生「こくご(上)」(光村図書)に記されている「句点」の書き順
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小学1年生「こくご(上)」(光村図書)に記されている「句点」の書き順
句点の書き順はどちら回り?
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句点の書き順はどちら回り?

 小学3年の長男の宿題を見ながら、ふと気になった。「『。』の書き方が違うやん」。文末に打つ句点。記者はいつも下から時計回りに書くが、長男は上から反時計回りだった。どちらが正しいのか。そもそも正しい書き順はあるのか。気にしたことはなかったが、一度意識したら気になって仕方ない。誰かこの疑問、まぁるく収めてくれませんか-。(山本哲志)

 まずは教科書に当たってみた。ひらがなを扱う小学1年生の「こくご(上)」(光村図書)を探すと…。あった。文章の最後の「。」に点線と矢印がある。下(6時の方向)から時計回りに1回転。各社の教科書を見比べてみても同じだった。

 早くも一件落着と思ったが、これは何かで決められた書き方なのか、光村図書に確認してみた。1週間後、意外な回答が返ってきた。「時間をかけて調べたんですが、どうも根拠ははっきりしませんね」(同社担当者)

 いくつか推測はできるという。「ね」「の」などひらがなの円部分がすべて時計回りであること▽縦書きでは6時の方向で終えた方が次の文に続けやすいこと▽「ぱ」「ぽ」などの半濁音の「。」も6時から時計回り-など。ただ「国からの通達などの文献は見当たらない」とのことだった。

 では句点の歴史から探るとどうだろう。国立国語研究所(東京)によると、句読点の使い方が公的に示されたのは1906(明治39)年、文部省(現文部科学省)が国定教科書の基準とした「句読法案」が初めて。そう古くない。だが、そこには「マルハ文ノ終止スル場合ニ施ス」と使い方の記述があるものの、句点の書き方は出てこない。

■大学教授の見解はこちら

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